あなたやあなたの周りにも何かしらのタイミングで感情的に怒ったりする人がいると思います。
- 自分の思い通りにいかなくて怒る
- 自分の辛さが理解してもらいたくて怒る
- 相手がからかってくるから怒る
などですかね
様々な状況で怒りをぶつける事がありますが、結論から言うと、大きく2パターンの怒り方しかないのかなと私は思います。
今回はその2パターンを細かく見て、対応方法を考えていきたいと思います。
怒るパターン
すぐに感情的になってしまうチャッカマンタイプ
一つ目はすぐに感情的になってしまうチャッカマンタイプです。
なにか気に食わないことがあれば、すぐにカッと怒って、すぐに冷静さを取り戻すタイプだと私は思います。
このタイプで多いのが、
基準値が高いことや相手を期待し過ぎていることです。
特に、お金を払っている立場の人やノルマなどのプレッシャを持たされた方、あとはいうことを聞かない子供に怒る親もこれに近いです。
また、このタイプの人は、次のようなセリフを感情を込めていいことが多いです。
「なんでこんなことできないんだよ!!」
「早くやれ!!」
「ちゃんとしろ!!」
「なんやねんこれは!!」
と、、、こんな感じですかね。
このタイプは出来事に対して直感的に反応してしまうのです。
あなたが、チャッカマンタイプだったら
では、あなたがチャッカマンタイプだったらこのようにしてください
アンガーマネジメントを実施する
アンガーマネジメントとは、怒りを区別し怒りと言う感情を主体的に選択することができる方法です。
つまり、怒るべき場面では上手に怒り、怒る必要のない場面では怒らなくて済むようにする方法であり、怒らないようにすることではありません。
方法は様々ありますが、代表的なものとして、
- 怒りの感情が出たら、6秒我慢してみる
- その場から離れる
- 相手に100点という完璧を求めない
- 怒る基準を決めておく
などです。
詳しくはアンガーマネジメントで検索してみて調べてみてください
スーパーマリオのゲームと一緒だと考える
これは、私の独自理論ですが、スーパーマリオ理論と言って説明します。
ご存知だと思うが、スーパーマリオはピーチ姫を助けにマリオがクッパ城まで行って助けると言うゲームです。
ここで、マリオにはたくさんの敵が現れます。
チャッカマンタイプのあなたは、ファイヤーマリオを演じていると思ってください。
ファイヤーマリオの攻撃は、ファイヤーボールを出してクリボーやノコノコなどの相手を倒します。
あなたの怒りはズバリ、相手に対して、ファイヤーボールを打っているのと一緒です。
そこで、よく考えてみてください。
あなたのゴールはそのクリボーやノコノコを倒すことですか?
違いますよね。
時間内にゴールして次のステージにいくことですよね。
そう考えたら、別にファイヤーボールを打たなくてもいい方法は何通りかあります。
- ジャンプして避ける
- その道を通らないようにする
- ぶつかってダメージを受けるが、ゴールに突き通す
などですかね
1、ジャンプして避ける
→ 出来事をさっとかわせる力
2、その道を通らないようにする
→ 事前に対策をしておく力
3、ぶつかってダメージを受けるが、ゴールに突き通す
→ これくらい問題ないと切り替える力
こんな感じで、突破口は怒る以外にもあるのだと認識が出来、その方法が出来るようにトレーニングをすれば、あなたの感情もコントロールできるであろうと、私は考えますし、実際の私がそうです。
対応方法の選択する力を身につけて相手とのコミュニケーションを高めていきましょう
* スーパーマリオ理論と私が勝手につけていますが、もしこの言葉が別のところで、別の意味で使われているのなら、誤解を招くかもしれませんので、ご了承ください
・ アンガーマネジメントを学んで、自分の感情の冷静に見る習慣をつけていこう
・ スーパーマリオ理論で対応方法を選択する力を身につけてコミュニケーションアップをしていこう
チャッカマンタイプに怒られた時の対応法
これは一言で、
相手の感情を無視して、出来事だけを見てください。
怒った相手を見てビビることはありません。相手が一番に求めているものは、「すみません」の謝罪が一番、改善が二番です。
これを逆にして、「はいはい、これをとっととやればいいのですね」と言った感じで改善から入ってしまうと、「なんだその舐めた態度は!!」とまた怒ってきます(笑)
あなたが「すみません」ということ自体にプライドが高かったらそれは難しいですが、はっきり言って、すみませんの言葉には価値がありません。つまり、0円で提供できるお詫びなのです。
お詫びとは基本、菓子折りやお見舞金などです。これらよりもまったく無価値なものが「すみません」というお詫びです。
だから、プライドを捨てて、さっさと謝って次の行動をしていくようにしていきましょう。
ただし、こちらに非が無いものまで謝ると相手がわがままになるだけです。
10対0で相手が悪いのに、勘違いしてこちらにぶつけてきた時は、はっきり言ってあげましょう。
「いや、それお前の役目だろ!!」と、、、
これをしないと、「こいつは怒ったらなんでもやってくれる」と言うマウントを相手はとってきます。マウントを取らせないためにも、おかしいことはおかしいと発言する力だけは身につけておきましょう。
・ すみませんは、怒っている人以外は価値がない。だからとっととプライドを捨てて「すみません」と言う
・ マウントを取らせないためにも、おかしい場合はおかしいと発言する力は身につけておくこと
我慢の限界が達して爆発してしまう風船タイプ
2つ目は、常に我慢をして、感情が爆発してしまうタイプについてです。
このタイプは、日頃はおとなしい、またはムッとなっているかもしれないが、何も言い返さない・いい返せないことが多いです。
「自分は部下だから」
「監督の指示だから」
「彼氏・旦那の言うことだから」
「逆らうことが怖い」
「嫌われるのが怖い」
「こんなことでイライラしている自分が情けない」
こんな感じで、どちらかと言うと、自分のセルフイメージが低く、自分自身に厳しいようにも見えます。
そして、このタイプが爆発したら、周りを大きな刺激を与えることと同時に、爆発したあとに何もやりたくないか、ストレスを我慢することができなくなり、熱が冷めるまでひたすら怒りを相手にぶつけるタイプにも見えます。
また、この爆発が相手に出せなかった場合、親や他の相手へぶつけてしまったり、ぬいぐるみやペットにぶつけてしまう可能性もあります。
最悪の場合、自分に爆発したら自傷行為まで行ってしまうかもしれません。
腹がたつと言う怒りではなく、悔しさが溜まり溜まって怒りに変わったケースです。
あなたが、風船型タイプなら
このタイプの場合は
そのままでいいよ、変わる必要はない
ことが結論です。
まずは、自分に 「よく勇気を出して言ったね」 と褒めてあげてください
このパターンは、本気のSOSのケースが高いからです。
- 本気でやめてほしい
- 本気で辛い
- 本気で悔しい
とこんな感じです。
このタイプは 涙を流しながら訴えることが多いです。
また、このタイプで訴えることが出来ないまま精神的な病気になり体を壊す人もいます。
そしてタイプは、 相手を見下す人ではないはずです。
だから あなたは本気で爆発したんだよね? 生半可な気持ちの爆発なんかしてないよね?
あなたは、自分に正直に慣れた。それだけで大きな成長だよ!!
だけど、、 爆発したこと = 周りは変わる とは 期待しないでほしい。
周りには大きな影響を与えるが、その結果、周りの行動が変わることは約束されていないからです。
だけど、爆発は、あなた自身へのご褒美だったと 思ってほしい。 つまり、、、、、
爆発は悪くはない!!(SOSなんだから)
相手に期待できなくていいと考える事と同時に自分もSOSと言う爆発をいつでもしてもいい考えることです。
あなたはあなたのままでいい!! あなたは正直に生きていい!!
相手には可能性を、自分には正直や成長出来る事を期待してこれからも過ごしてください
・ 悔しさからくる怒りは、相手とぶつかっていい。それは、あなたが無理して我慢したことから正直になれた証拠なのだ。
・ 相手には可能性を、自分には正直や成長が出来ることを期待して生きていこう
風船タイプの対応方法
あなたの周りに風船タイプがいて、あなたに怒りをぶつけてきたとした場合は、
全て受け入れてあげようという気持ちで怒りを受け止めてください。
このタイプの怒りは、悔しさから感情が怒りに変わっています。だから相手の本気のSOSだと認識して、話を1から10までしっかり聞いてあげることです。
この1から10まで話を聞いてあげる行為の中で、途中で言い返したい気持ちになるかもしれませんし、「一旦落ち着いて」とあなたが声をかけてしまうかもしれません。
暴力を上げてくるのなら別ですが、言葉だけで爆発しているのなら、全て吐き切るまで付き合ってあげてください。
おすすめは、メモを取って話を聞いてあげたり、メモを取ってうなずきや返事をしてあげることです。
全ての怒りを出し切った後で、一言
「色々辛かったんだね。言ってくれてありがとう」
と伝えてあげたら、相手も怒りをぶつけた後悔で反省をしてくれるはずです。
そして、風船タイプの爆発を防ぐ方法は、常に相手の表情を確かめておくことです。
辛そうな顔、何も話さない人、逆に何か言いたそうな顔をしている人は必ずいます。
風船タイプにストレスを与える刺激は、ズバリ【無関心】です。
誰でも自分のことで精一杯なのはわかります。
だけど、相手の表情や行動を見るだけならあなたにも出来るはずです。
そして、常に表情を見る習慣をつけておけば、いつもと何か違うことを感じるようになるでしょう。
「最近大丈夫?」「何かあればいつでも気軽に聞いてね」など相手が相談を言いやすい環境をあなたからアクションをしてあげてください。
それだけで、風船タイプの爆発は防げるでしょう。
・ 風船型タイプの対応は日頃のコミュニケーションで決まる。常に相手の表情をみてあげる習慣をつけて声かけをしてあげるようにしていこう
・ 爆発をした場合は、1から10までしっかり聞いてあげよう
最後に、、、、、、
怒りの感情は、ただただ怒りが強いだけなのもあれば、恐れが強くなって怒りが現れたり、悲しみや辛さが溜まりに溜まって怒りに変わることもあります。
怒りに対して、ただただ怒らない方法をアドバイスすると、もしかすると、辛さや苦しさからくる怒りに対してもおかしな結果を出してしまう可能性が表れてきます。
同時に怒られたからただただ謝ろうと言うのもパターンで違うことも理解してもらえたら、今後の人付き合いやあなたの問題も解決出来るのではないかと私は思います。
怒ることは悪いことではありません。だけど自分も、相手も笑顔で過ごせる毎日の方がいいですね。
そのためにも、今回の内容が役に立てれたら幸いです。
本日はここまでです。
あなたの可能性を信じて・・・・・
では、またお会いしましょう
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