まず、あなたを過小評価する人は誰でしょうか?
あなたの上司、あなたの友人、あなたの家族
こんな感じであなたの周りがあなたを過小評価していると思われているかもしれません。
しかし、実際にあなたを過小評価しているのは、実はあなた自身のみなのです。
これを聞くと「そんなことはない!!」という意見も上がってくるだろう。
実際にあなたの周りが口に出して言ってくることがあるでしょう。
しかし、これも結局は解釈一つで改善されます。
そう考えれたら完璧です。
しかしながらこの考えにたどり着くには、簡単ではありませんが、この行動を認識することが、克服するための第1歩なのです。私たちは成功するのに十分に優れていないと自分自身にイライラしてしまうのです。
また、リスクをとったり、失敗することが恐れているため、自分自身を過小評価してしまいます。この恐れこそが私たちを後ろに引き返らせ、成長の機会を逃してしまう原因になるのです。
これはあなただけでなく、いろんな人が悩んでいます。
今回は、自己評価を過小評価することの影響と、この習慣を克服する方法について説明していきます。
自分自身を信じる力がつけばあなたももっと自分のことが好きになるでしょう。
それでは始めましょう!!
自分を過小評価する習慣を理解する
私たちが自分自身を過小評価する理由はいくつかあります。大きくわけて次の3つだと私は思います。
1、インポスターシンドローム
インポスターシンドロームとは、簡単にいうと、周囲から見ると高く評価されているのに対し、「自分にはそこまでの力はない。評価される値に属しない」と事故を過小評価してしまう傾向のことを言います。
日本人独特の謙虚さかもしれませんが、それが自分自身への壁を作っていることになっているのです。
2、過去の失敗
何かの挑戦をし失敗した結果、大きく傷ついた経験がある場合、自分自身への自信を失ってしまう傾向にあります。
または、同じことを何度もうまくいかなかった経験がそのまま年を重ねても引きずることもその一つです。
例えば、誰かのことを好きになってしまったが、いつも告白すると振られてしまうという若い頃の思い出があるのであれば、大人になっても自分は誰かを好きになってもすぐに断られるというレッテルを貼ってしまうでしょう。
失敗したことは出来事に対してなのですが、自分はそういう人間ですと決めつけることが自分自身を低く評価してしまうのでしょう。
3、他人との比較
自分を低く評価する傾向として、誰かと比較することです。
あなたの周りの人はきっと、あなたがみてあなたより優れていると感じることが多いのではないでしょうか?
- 仕事ができる
- すぐに彼氏・彼女ができる
- お金持ちである
こんな感じです。
特に数字とともに生きる現代では、テストの点数や成績表、売り上げ実績などで簡単に他人と比較してしまう傾向があるでしょう。
人と比較するのは、上司やお客様だけでいいのです。
どんな理由であれ、それがなぜ自分自身を過小評価しているのかを理解することが重要です。それによって私たちはその信念に挑戦し始めることができます。
自分自身を過小評価することの影響
あなた自身を常に過小評価すると、あなたの人生にいくつかのネガティブな影響を及ぼす可能性があります
チャンスを失う
誰かに何かを頼み事をするときは、ノリのいい人や喜んで挑戦してくれる人を選びます。自己評価が低い人は、基本的に大きなことを頼まれると「出来ない理由」を先に出そうとします。
あなたは「出来ない理由」を告げているかもしれませんが、相手から見れば、「出来ない理由」ではなく「やならい理由」なのです。
人はノリのいい人や喜んで挑戦してくれる人を選びます。
「出来ない理由」は相手から見ると「やらない理由」としかみられない
病気になりやすい
2つ目は病気になりやすいことです。
明確な理由とは言えないかもしれませんが、相手との比較をしてしまい、自分は出来ない人と自分自身でレッテルを貼っている人は、マイナス思考になりがちであります。
そして、マイナス思考の人の不安解消が暴飲暴食・喫煙・家でダラダラするなどが挙げられます。
自分の体型に自信がない人が運動はしていることはあまりありません。むしろポテトチップスなどのジャンクフードをたくさん摂っていることが高いです。
暴飲暴食で家でダラダラしている人が健康的になるとは思えません。その結果、思考から病気を呼び寄せてしまうのでしょう。
思考から行動が発生する。自信のない人の行動はズボラな行動をする。その結果、体を壊す
全体的に、自分自身を過小評価することは、あなたの人生のさまざまな側面に広く影響を与えるものです。
まず何よりも、あなた自身がそれをしていることに気づき、その癖を克服するための積極的な手段を取ることが重要です。
自分を過小評価する習慣を克服する。
Q1、あなたは、自分自身が十分ではない、あなたが達成した成功に値しないと感じたことがありますか?
Q2、他の人よりもあなたが劣っていると思い才能や能力を過小評価したことがありますか?
これらの質問のいずれかに「はい」と答えた場合、過小評価をする癖がある人です。
しかしあなただけではありません。自分自身を過小評価することは、多くの人々が悩む一般的な習慣です。
これを見直す方法をお伝えしていきます。
1、60点OKの評価をする
過小評価の人の特徴として、
・ 評価のハードルが高い
・ 評価を相手と比較する
などが見られる傾向があります
完璧主義になりがちな場合、叩き台だけできたらそれだけでOKなのです。
また、完璧主義ほど成長を妨げるものはありません。なぜなら、冒険をしていないからです。
この冒険を例に出すと、RPGゲームをレベル最大にしないと先に進まない人や、裏技や攻略法を知らないとやらないという人が冒険をしないという人です。
ゲームオーバーになっても、またそこからやり直したらいいのと、裏技なしや攻略法を見ないでクリアーした時の方が、そのゲームに対する興奮度は高くなると私は思います。
完璧な準備はいらない、いるのは行動しながら完璧に仕上げていくことです。
完璧主義と完全な準備をやめること、必要なことは行動しながら完璧を仕上げていくこと
当たり前を褒める
次は当たり前を褒めることです。
例えば歯を磨いたといえば、そんなの普通じゃないか?と思うかもしれません。だけどこれはあなたが続けた結果、習慣になったのです。虫歯を恐れたり、周りから「口が臭い」と言われないようにを心がけた結果でしょう。
自分自身が当たり前に出来ていることをリスト化して見直してみましょう。それは日常で「こんなことで?」で感じるもので十分です。
- トイレに行った
- ご飯を残さず食べた
- 服を着替えた
- 頭を洗った
- お風呂につかった
- 家族におはようと声をかけた
これだけ見ると、当たり前のことだと思うでしょう。だけど、、、、健康でなければこれらのことが1人では出来なくなるのです。
要介護を受けている人、手足に障害がある人から見れば、先ほどの動作はやりたくでも出来ないことでもあるのです。
そんな感じで、あなたの出来ることをリストにして見える化をしてみてください。きっと100個は出てきます。この100個を見て、自分自身が出来る人だと思い込ませてください。
比較するのは他人ではなく昨日の自分です。100個出来ることがわかれば、次は200個300個と見える化を行って、自分自身の凄さを見つけてあげてください。
些細なことでも当たり前にできることを100個リストにしてみよう。それだけで自分はできる人と認識できる
ネガティブな自己語りに立ち向かう
ネガティブな自己語りに立ち向かうことです。あなたが自分自身が十分でないという内なる声を聞いたときは、それに立ち向かってください。
自分自身に「これは本当に真実なのだろうか?この思考を支持するための証拠は何か?」と尋ねてみてください。あなたは、ネガティブな自己語りが現実に基づいていないことがわかるかもしれません。
特に多いのは、出来事に対して勝手に自分自身もその立ち位置にいると勘違いしてしまうことです。例えば、あなたが高校生新1年生で野球が上手だとします。しかし、いざ入部すると先輩や同じ1年生があなたより上手いと思った時、どう考えるかです。
・「こんな奴らと一緒なら、自分は全く歯が立たない」
と考えるのか?
・「上手だけど、今回だけ調子が良かったかもしれないし、マネしたら自分もできそうだ」
と考えるのかで、事実をじっくり見ていくことが出来ます。学生で例えをあげましたが、一般的にもコンパだからいつもより自分を大きく見せる人や、仕事場だから出来る人を演じていることもあるのです。
勝手な思い込みがあなたを自己評価を下げていること。だからこそ真実を知ることにフォーカスをしてみましょう。
勝手な思い込みをせず、真実だけに意識をむけよう
現実的な目標を設定する
次に、現実的なゴールを決めてみましょう。先ほどの当たり前をリスト化することを伝えていきましたが、次は、あなた自身がどうなりたかのゴールを見つけることです。
そのゴールから逆算すると今やらないといけないことが見えてくるはずですが、この今やらないといけないことのさらに深掘りをします。それが、現実的にできるゴールを決めることです。
例えば、
売り上げを上げるためには相手に良い印象を与えることが大事、だから今できることは笑顔を作る習慣を作ることだ。
という認識の場合、その習慣を作るために当たり前にできることは何かまで落とし込んでみましょう。
先ほどの、笑顔を作る習慣でいくと
- 日頃見る動画をお笑いにする
- 歯磨きなど鏡をみる場面で常に口角を上げる練習をする
こんな感じに、自分の日頃している習慣にちょっと見直すようにしていきます。土台がしっかりすれば、どこかのタイミングで、あなたに不安はなくなるはずです。
ゴールを決めたら、土台である日頃の習慣をちょっと見直そう。できることを一つずつ増やすことだ大切。
失敗は存在しない
最後は、失敗は存在しないです。代表的な例はエジソンです。彼は飛行機を完成させるまでに、何回もうまくいかなかったのですが、彼曰く、「失敗したことはゼロです。」と言ってます。
「失敗したことはゼロだが、うまくいかない理由を学んだ数はたくさんした」
この焦点が大事です。うまくいかなかった = 失敗 で終わるのではなく
うまくいかなかった = うまくいなかい理由を収穫した
と、終わらせるのでは、次の行動に大きく変わります。
野球のバッターでもそうです。3割打てたらすごいと言われるのがプロの世界です。
1回の失敗で落ち込んでいるのではなく、その1回から何を得られたかで次のヒットを生み出しているのです。もちろん運もあります。
常に、改善することを考えているからこそ結果が出るのです。自分はダメだと自分を責めている時間はないのです。なので、失敗は存在しないことを覚えておきましょう。
あなたの人生でうまくいかなかったことはたくさんあっても、一つも失敗は存在しない
過小評価の克服の影響
自分自身を過小評価する癖を克服することにはいくつかの利点があり、メリットも多岐にわたります。自信と自己価値の向上は、過小評価を克服する上で最も重要な利点の一部です。
目標達成が出来やすくなる
自信のある人々は、目標や目的をより容易に達成する傾向があります。彼らはより効果的かつ効率的に意思決定をし、自分の情熱を追求することができます。これは、より充実した人生を送ることができます。
新しいチャンスに対する開放性は、過小評価を克服することの別の利点です。自分自身を過小評価する人々は、リスクを回避したり、新しい機会を探索したりする傾向があります。自分の自己評価を上げることを学ぶと、新しいことを試したり、成長したりするためにより開放的になることができます。
病気になりにくくなる
さらに、自己評価を上げることができる人々は、より良い精神的・感情的健康状態を享受することができます。彼らは、不安、うつ病、または他の低い自尊心に関連する負の感情により脆弱になることが少なくなります。
自分自身を過小評価する習慣を克服することで、自己満足感や受容性が高まる可能性があります。 結論として、自分自身を過小評価する習慣を克服することには、自信の向上、新しいチャンスに対する開放性、そして精神的・感情的健康状態の向上などの利点があります。
したがって、否定的な自己トークに立ち向かい、自信喪失を取り除くための実用的な解決策を取り入れることが重要です。自分自身を信じなければ、他の人があなたを信じることはできません。
最後に、、、、、
あなたの人生はあなたが決めます。自分自身を小さく評価するか、自分自身を大きく評価するかは、あなたの勝手で出来るのです。
否定的、自分をマイナスに考えることが増えたら、しっかりと体と心を休ませて、自分のダメな要素をリストにしてそこから、自分へのエネルギーになる活動を行っていきましょう。
誰だって、大きな失敗や挫折を経験をしています。あなただけに降り注がれる祟りではありません。そこから何を学び、次に進むかです。失敗を成功の話に変えることに成功した人々は、自己の疑念を打ち破ることができることを証明しています。
人生に遅くすぎるはありません。今からでも出来ることから一つずつやって自分の過小評価を終わらせるようにしていきましょう。
本日はここまでです。
あなたの可能性を信じて、、、、、、
では、またお会いしましょう
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