こんにちは、今回は行動に移すことが遅い、行動するのに時間がかかると言うお悩みの方に読んでもらえたらと思い記事を書きました。
あなた自身、またはあなたの周りで行動に移すのが遅い人は必ずいると思います。
その行動によって、あなたが誰かから叱られたり、また逆に相手を責めてしまうこともあるでしょう。それではコミュニケーションの視点上、良い方向には転がりません。結果的に仕事の生産も、プロジェクトの効率化など、結果が出るまでに時間がかかります。
今回は、なぜ行動に移せないのかを考えることと、行動に移すために行なってほしいことを紹介していきます。
その基準は誰基準?
まず最初に行動に移せない人に対して考えてみましょう。これを読んでいるあなたは、あなた自身が行動をすぐにできない人かもしれませんが、一度、自分自身を客観視して、すぐに行動できない人はどんなことを考えているかをみていきましょう。
ー お願いー
ここからしばらくは、あなたが上司の立場になって、
すぐに行動ができない人を客観視して見るようにして読んでください
行動出来ないのではなく、ただただ優先順位が下である
まず1つ目は、すぐに行動できないのではなく、優先順位が下なだけと言うことです。
行動が移せない人自身も私生活でやること、仕事で他にやることがあります。もしかするとそれを無視して、あなたの都合で要望を伝えてはいませんでしょうか?
「これを〇〇日までにやっといて」と言ってそのまま放置していませんか?
この文言が多い場合、相手からすると、〇〇日までにすればいいと言う認識になります。そうなると、ギリギリにすればいいと言う心理が働き、優先順位が下になる傾向があります。
これを覚えておいてほしい
あなたも相手も、自分に得になると納得したことには率先する
あなたも相手も、自分に得を感じないことには率先しない
だから、行動に移せないのは、あなたが提示した要望は相手に得を感じさせていないからでしょう。それを意識してくださいね
失敗を恐れる
2つ目は失敗を恐れることです。
これは、誰かが先にやって成功をした情報があれば、それを真似してやればいいと言うことになりますが、頼まれたことに対して、上手くできるか心配、失敗したら怒られる。そんな雰囲気が出た感じの頼み事をしてませんか?
相手があなたが望むものを提出してこなかったことで、注意した経験はありませんか?
もしかすると、相手はその経験を辛い記憶として残っている可能性があります。
声かけをして、不安要素がないかを確認することでこれは防げると私は考えます。
病気・障害によるもの
3つ目は、病気や障害によるものです。
特徴としてはADHD(注意欠如・多動症)などの発達障害のものや、頭部外傷や脳卒中の影響による遂行機能障害などがあります。
これを無視して、相手に頼み事をしてもあなたが望む結果を持ってくる可能性が低いのは当然です。
病気や特性を知ることが、相手の大切なことを知ることになります。しかし、相手はそれをオープンに教えてくれるものでもなければ、診断が出されてなくて相手自身も知らないこともあります。
せめて、上記の2つ(ADHD・遂行機能障害)については調べてみてくださいね。
周りに合わせようとする
4つ目は周りに合わせようとすると言うことです。
悲しいことにこれは、その環境に影響が及んでいることが多いです。あなたの周りが期日ギリギリにしか出さないような人の集まりの場合、行動に移すまでに時間がかかることになってしまいます。
特に日本人は右の人と同じ行動をすると言う習慣があり、自分だけ抜け出して何かをすると言う行為をやらないことが多いです。または見えていない何かの権力で行動が移せない人が多いこともあります。
早く行動すると、同じ給料なのに仕事量が2倍になると言う観念や、早くに行動すると他のメンバーから非協力的だと思われるのが嫌だという認識がある可能性があることも覚えておきましょう。
完璧主義者である
5つ目は完璧主義であることです。
人は、情報がしっかり揃ってから出ないと行動しないパターンと先に行動してさまざまな失敗経験から修正をしていくパターンの人間の2種類に分類されると思います。
完璧主義者はこの前者になります。情報をしっかり揃ってから入りたいという認識です。
これが悪いわけではありませんが、あなたとの開始スタートが違うことで苛立ちを感じてしまうことがあるでしょう。
慎重すぎる対応になってしまうのが行動力がない人の特徴です。
いかがでしたでしょうか?あなた自身がすぐに行動できない人であれば、この5つの中に該当するものがあったと思うし、相手がすぐに行動できない人であれば、同様にこの5つの何かに分類されるのではないかと考えます。
行動に移すための実践方法
では、すぐに行動するために何をすればいいのかを私なりの意見を挙げていきますね。
リストで見える化をしておく
1つ目はリストで見える化をすることです。基本的なことですが、自分に何の作業が残っているのかを明確にすることは、何からやればいいのかを明確になります。そもそもだが、すぐに行動できない理由の一つとして、自分の感情が邪魔していることがあります。
これは、自分は忙しいと言う認識です。この忙しいが先走って何も手がつけることができないことがあります。
なので、自分の環境を見つめ直す意味を含めて、紙にアウトプットをしてみましょう。意外にもこれからやれば効率が良いと見えてくるものです。
一番簡単なことからやっていく
2つ目は、一番簡単なことからやっていくことです。
先ほどのリストで見える化をした後でもなんか動けないと言う方も多いです。私自身もそうでした。
リストの量が多ければ、うんざりするし、リストの量が少なければそれはそれで、後回しにすればいいやと思ってしまうからです。
そんな中でも、何かしら手をつければ、体は動けるようになってきます。この何かしら手をつけると言う意味では、簡単なことからやることをお勧めします。
スポーツでもそうですが、慣らしが必要です。なのでいきなりハードなものをやれば、体も気持ちも壊れてしまいます。
もし、すべての項目はハードなら、そこに書いていないソフトなものからはじめることもありです。
例えば、机の上を掃除する。とか髪型・化粧を整えてくるなどでもいいのです。
あなたの中でのやる気・行動スイッチになるものを見つけて実行してみてくださいね。
メリットを考える習慣をつける
3つ目はメリットを考える習慣です。
行動に移せない理由に、この行動に何のメリットがあるのかがわからない。または何も自分には得を感じないと人は動けるものではないです。
この行動を早く実行すれば、自分に大きなメリットが収穫があると自分自身に唱えることを習慣化にしてみましょう。
自分自身に唱えることで、脳が勝手になぜ得なのか?を考えるようになります。潜在意識にここは任せてみましょう。
逆に、何かの行動に移す前にマイナスな言葉を吐いていませんか?マイナスな言葉を吐いていることで、せっかくの運気も下がってしまうでしょう。
言葉から、考え方から一度見直してみましょう。
しっかりと休む
4つ目は、しっかりと休むことです。
すぐに行動できない人ですが、もしかすると、ただただ常に気を張っていませんか?なので、いざ自分だけの時間や、自分のやりたいことをやろうとしたら眠気やボケーっとした状況に陥って何もやる気が出ないと言うことになってませんか?
考え事が多かったり、普段から無理が続いた状態が続いていたら当たり前ですが、1歩目が出にくくなるし、体は休ませてほしいとサインを訴えることが起こります。それをコーヒーなどのカフェインや栄養剤などで自分に鞭を打っての生活になっていませんか?
そんなときは思い切って休んでください。しっかりリフレッシュすれば問題なく行動が出来るようになることもあります。
病気を理解する
5つ目は、病気を理解するです。先ほどのADHDや頭部外傷や脳卒中の影響による遂行機能障害などがある場合、これは自分だけの力では難しいことです。相手にもしっかり理解してもらうように努力・工夫をしていきましょう。相手に自分の病気を理解してもらい、前向きに考えてもらえるだけでも、安心して行動が出来るようになるでしょう
周囲に影響されないでいく
最後は周囲に影響されないでいくことです。
行動力に欠けている人に囲まれているなら、その状態から脱却するために、大きな変化をすることを決意する必要があります。周りの影響を受けずに、行動力を発揮しなければならないからです。
あなたのペースでいいのです。あなたの人生を誰にも支配されることはありません。つまり、周りにどう思われるかなどに意識をするのではなく、自分が頑張った先に見えるものに目を向けて行動してみましょう
最後に、、、、、
行動に移せないの中に失敗を恐れるとありますが、失敗をしない人に魅力は感じることができません。
なぜなら、失敗した=挑戦した だからです。
そして、すぐに実行できたことで様々な思い込みが修正されるものです。
何事も先に踏み込んだ人しか見えないものがあります。
結果、行動が早くなると、それだけでたくさんの収穫が得られるのです。
また、失敗はかまわない、だけど繰り返しは許されない。こと覚えておいてください。
しっかりと何がダメだったのかを見つめ直すこと、失敗したから感情を整えるだけではダメです。しっかり反省できる大人がたくさんいい収穫ができるのです。
挑戦・実行 → 反省 → 収穫 → 再実行
これを良いサイクルで回せるようにしていきましょう
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