今回は手まめ、足まめ、口まめについてです。
この言葉は営業の人がお客様との距離を縮めるために必要な3つのスキルとして教わった人もいるのではないでしょうか?
ただ、googleにて「手まめ、足まめ、口まめ」と検索して、ビジネス用語として出てくるのは、、、、、、
なんと、1ページの半分だけでした。
これはびっくりです。ほとんどが、スポーツで生じるマメ(血マメやタコなどのこと)に対する処置や原因などが掲載されているものに埋められております。
今回はコミュニケーションの一つとして、この手まめ、足まめ、口まめについて簡単に説明していきます。
手まめ、足まめ、口まめの説明
手まめ
手まめとは一言で言うと、手紙を書くことです。
人は、直筆の手紙をもらうと、感情が動きやすいものです。
例えるなら、お詫びの文章をどこかからか引っ張ってきた文章をそのままコピペしているようなパソコンで編集したお詫び文よりも
すこし言葉使いがおかしくても、直筆で書いたお詫び文の方が相手には響くのです。
そして、直筆のものは葉書や切手など、お金を払って行動を起こしております。
メールやチャットの発展により、メッセージのやり取りは無料で出来るようになりました。それの影響もあり、より大事なことは時間とお金を使って誠意を見せる行動はそれだけでも大きな差が出てきます。
また逆に、、悔しい気持ちなども紙に書いて送ると、それだけの気持ちが伝わります。
「相手に本気の気持ち」を伝えるにはやはり直筆が一番響きます。それの一番使えるものが手紙だと言うことを覚えておいてください。
もし、会社でのDMを送る場合でも、一言メッセージが書いた紙が入っているのとないのでは、相手の受け取る気持ちが変わります。
今回は職場や仲間とのコミュニケーションがテーマなので、仲間とのコミュニケーションとして使うなら、
誕生日や記念日、または目標達成時などに普段言わないような感謝のメッセージを送って見てはいかがでしょうか?特にリーダーや上にいる人にこれをやってもらいたいです。
忙しいのはわかります。だからこそ時間を作って行って見ましょう。
足まめ
2つ目は足まめです
足まめとは先方に足を運ぶことと言われます。
営業で取引先に行く、謝罪のために訪問にいく、と言う感じであなたが直接現場まで行ってアクションを起こすことですね。
人は接触回数が多いほど親近感が出ると言われます。
この足を運んで接触回数を増やすことは、お互いの顔が見える状態になります。
手紙やメールとの違いはやはり、言葉だけでは誤解を招くところも、相手の表情が観れると感情が明確になるところです。
職場のコミュニケーションでも、日報やメールだけの連絡しかしていないのであれば、移動費はかかりますが、現場に足を運んでみてあげてください。
顔だけでなく、服装や部屋の感じなどでその人の今の心境などが見えるかもしれません。
私ごと、訪問マッサージで高齢者のご自宅に伺う時があります。
高齢者の場合、ろれつがおかしい、床ずれができている、以前より動きがおかしいなど、定期的に接触をすることがあるため、変化を肌間で感じるものです。
職場でのコミュニケーションなら、
こちらから挨拶をする
手伝えることがありそうなら強力する
などがこれに該当します。
また、相手がスマホをしていてこちらに相手に目がなかった時でも、
「面白いゲームでもしているの?」などの声掛けならできるはずです。
この時に、「何してるの?」と言ったWHAT系で聞くのはあまり好ましくありません。
できたら、YES、NO系で回答できる質問で最初は声かけてあげましょう。
口まめ
最後は口まめです。
これは、相手と電話でコミュニケーションをとることです。
電話とメールとの違いは、一言で声のレベルです。
メールでは大声で言いたいことや、辛い感情、嬉しい感情を表現するのはレベルが必要です。
だけど、電話であれば、相手の今の心境を越えで理解できることが多いです。
口まめのコツは、
定期的にこちらから連絡をしてあげること
そして、こちらの会話は短く、相手の会話を長くしてもらうことです。
これが逆になると、うっとうしい人になるだけです。
なお、こちらの会話を短くするためには、前もって聞くことを準備することが必要です。
ただただありのまま電話したら、相手の時間を奪うだけになり、不快にさせることになります。
同じ時間を奪って相手に与えるなら、相手のいい方向への感情の変化をさせることです。
口まめはあくまでも相手との距離を保つことです。
それを勘違いして、相手へのアドバイスや説教をするためのものではないと言うことを覚えておいてください。
現場でのコミュニケーションで入れるのであれば、
休んでいる人への声かけや、同じ現場に立っていない相手への進捗の確認などです。
あなたは、相手のスマホの着信にあなたの名前が出ることで嫌な気持ちにさせるキャラクターになっていませんか?
この場合は、事前に1本、メールやチャットで話したいことや電話する時間を前もって伝えてあげてください。
着信にあなたの名前が出て嫌な気持ちにさせないためにも、あなたの配慮が見られています。
相手の気持ちの準備もしっかり理解してあげて連絡を取り合ってください。
最後に、、、、、、
今回、手まめ足まめ口まめについて調べて見て、私自身驚いたことがあります。
それは、この台詞は戦国時代から使われていたと言うことです。
戦国時代は、一つの判断ミスで戦さに負けてしまうほど、明確な情報を早急に知ることが大事です。そのためにも相手にわかりやすい説明かつ、短く伝える技術。そして何度も大名に足を運べる人が優れていたのです。
また、手紙ひとつで相手の感情を動かす力を出していました。
これは、明確ではありませんが、手紙に誤字脱字などはない手紙を送っていたのではないかと考えます。
現在でも、手紙で文字を間違えたら見上の方に渡すものであれば、1から書き直します。
鉛筆がない時代に誤字脱字のない手紙を書くのは相当苦労があったと思います。なので手紙が書ける人は優秀だったのだと考えます。
もし、あなたは対人関係にてコミュニケーションがうまく築けていないとしたら、それは、この3つのマメさが少ないかもしれません。
友達から好かれない。
彼女・彼氏が私に関心を持ってくれない
夫が妻から愛されない。
妻が夫から愛されない。
上司が部下から好かれない。
部下が上司から好かれない。
などありましたら、あなたの行動を一つ変えて見てください。
結局のところ、相手は変わってもらうには、こちらの感情や行動が変わらない限り、あなたの望む変化は見られません。もしあなたが今のままで相手が変わったのであれば、それは相手が何かしらの刺激になったことを実践した結果です。
あなたも変われます。対人に対してもっといい関係を作りたいと思うのであれば、1つずつでいいのでチャレンジしてください。
今日も一つ、昨日と違うことに挑戦したと自分を認めてあげながら一つずつ成長していきましょう
今回はここまでです。
あなたの可能性を信じて、、、、、
では、またお会いしましょう
コメント