あなたは仕事や、日常生活の中で急に虚しくなることはありませんか?
その虚しさから自分自身を攻めてさらに自分を辛い気持ちにしたりはしてませんか?
過去に起きたトラウマ、失敗、屈辱、劣等感が邪魔して何かの作業をしている時に不意に虚しさからやる気がなくなったり、何もできなくなることがあります。
今回は急に虚しくなる原因と対策方法について私なりの意見をあげていきます。
少しでも参考になれば幸いです。
虚しくなる原因
急に虚しくなる原因は人により様々ですが、大きく分けて次の5つです
孤独感
1つめは孤独感です。社会的なつながりや関係の欠如は、虚しさを引き起こす可能性があります。人間は交流や支えを必要とする社会的な生き物であり、孤独感が強まると虚無感を感じることがあります。
- 家族と離れ、一人暮らしになった
- 大好きな恋人にフラれた
- 仕事で頼られていない感じがする
このように自分が誰かと共にいることで、安心を得られるのですが、やはり1人でいるとどこかのタイミングで急に虚しさが現れてしまうのです。
夢と現実のギャップ
2つ目は、夢と現実とギャップです。自分の望む現実と現実のギャップが大きい場合、現実を受け入れることが難しくなり、虚しさを感じることがあります。夢や理想が大きくて到底叶わないと感じた時、人を虚無感に陥れることがあります。
- アイドルになりたいが、オーディションに受からない
- 東大に行きたいが点数が全く届かない
- お金持ちになりたいが、常に汗水垂らして働かないといけない
こんな感じで、自分の成し遂げたいことが明確な人ほど、今の現実に虚しさを感じるのでしょう。
他人との比較
3つめは他人との比較です。他人を比較し、自分が他人に劣っていると感じる場合、虚しさを感じることがあります。SNSの普及により、他人の成功や幸福な面ばかりが強調されるため、比較の罠に陥りやすくなっています。
いいねやハートマークをもらいたいためにSNSをやっていると言うことは、誰かから認めてもらいたい証拠です。だけどそれがエスカレートして、もらえる数が足りてないと虚しくなると言う悪循環が怒ってしまうのが現状です。
また、SNS以外でも他人との比較で代表的なのが同窓会です。久しぶりにあった仲間が自分よりかっこよくや、可愛くなっていたら負けた気持ちになり虚しくなるでしょう。
その場はお互いの話を聞いてその頃の思い出を楽しむかもしれません。しかし、酒が抜け1人になった時にその虚しさは現れるのです。
退屈な日々
4つ目は退屈な日々を過ごしていることです。毎日同じルーティーンで過ごしている人にこのパターンに陥りやすいです。
朝起きて、仕事に行く準備をして、会社や学校で言われたことだけを時間がくるまで行い、帰ってきたらスマホで適当に動画を見ている。
こんな日々を送ってませんか?このルーティーンであなたの人生に何かしらの求めている夢や目標が叶えられるのであれば話は別ですが、ほとんどの人がそうではありません。
目標がなく、ただただ毎日を過ごしていると言う人は、ふとした瞬間に、「俺は、私は何をやってんやろう」と虚しさを感じるようになるでしょう。
失敗や結果が出ない日が続く
最後は、失敗や結果が出ない日が続くことです。あなたは日々頑張っています。その頑張り屋のあなただから、うまくいかないことが続くことで、急に体が重くなることが起こり得ます。周りからのプレッシャーや自分自身を低く評価することで、急に虚しくなってしまうのでしょう。
体をゆっくり休めていない人にこのケースが多く、ひどい場合はうつ病を患う可能性もあります。
こんな感じで、人それぞれに原因があり、それに該当している人が急な虚しさに陥るのでしょう。
ではここからは、この虚しさをどの様に対応していくのかを考えていきましょう。
急に虚しくならないように改善する方法
改善する方法を説明する前に、1つだけ事前に知っておいてほしいことがあります。それは、虚しさ自体は無くならないと言うことです。
虚しさは人間が持つ感情の一つであり、生体本能として持っている感情であることは忘れないでほしい。怒り・悲しみ・喜び・興奮・不安などこれらはみんなが感じるものです。それが普通です。なので虚しさ自体をなくすことは出来ません。それを先もって覚えておいてください。
その中で、虚しさが現れてきてもすぐにその虚しさから解放する練習方法をお伝えしていきます。
自分を見つめ直す習慣をつける
1つ目は自分を見つめ直す習慣をつけることです。1日の終わりに自分自身に正直になるために、日記を書いたり瞑想を行ったりしてください。
自分自身を見つめ直す時間は本当に重要です。寝る10分前でいいので、今日感じたことや自分自身を褒めてあげたいことをしっかりとアウトプットしてください。その習慣が身につくと、自分自身に正直になれる空間を作ることができます。
急に虚しくなる一つの要因は、自分自身に何かしらの我慢を与えているからだと私は考えます。その我慢できる容量が限界に近い時に、他人との比較や自分のなりたいものと比較してしまい、虚しさを感じるのでしょう。
正直になる時間を作る。この言葉だけでもしっかり覚えて、自分には何ができるのかを考えてみましょう。
自分に正直になる時間をつくり、我慢をしている自分を褒めてあげよう
SNSを見ない
2つ目はSNSを見ないことです。様々なSNSがありますが、自分よりも優秀にとか豪華に見えるような記事や写真をあげている人を見るとつい劣等感に陥ることがあります。
インターネットがなかった時代に生きていたのであれば、情報は本や新聞で情報を取りにいけたと思います。また、SNS系を見るときもHowTo系だけにすると言う感じで、他人との優劣が生じない記事だけにすると決めるようにしましょう。
自分自身が投稿して、誰もいいねや反応を頂けなくて虚しくなっているのであれば、「他人と比較しない」と自分に教え込ませてから行ってください。
当たり前ですが、あなたより詳しい人、あなたより上手い人がたくさんいます。その青天井なことに虚しさを感じるのは勿体無いです。
昨日の自分や1週間前の自分と比較してみましょう。前回よりもうまくブログが書けた、前回よりも見やすい動画が撮れた。そんな感じで昨日より何かできる様になった自分を褒める習慣をつけていきましょう。
自ら他人と比較する習慣をすることを辞めよう
SNS記事は、 HowTo系だけにしてみよう
自分を褒める、自分は幸福だと考える
3つ目は自分は幸福だと考えることです。言霊になりますが、虚しさが現れるのは、先立って幸せな感情を考えていないからです。
つまり、最初に「自分は幸せな人間だ。自分はついてる人間だと」常に言葉を唱えておきましょう。
もしも唱えている間に、急に虚しくなってきたら「体のサインもしっかり出ている、自分は幸せな人間だ」と言うふうに、出来事に対しても幸福だから発生したことだと認識できる様にいずれなってきます。
もちろん、すぐに出来たらいいのですが努力が必要です。歯磨きが当たり前のようにできる様に習慣化になるまでやってみましょう。
何も考えてない状態で、急に虚しさを味わうのと、自分は幸せな人間だと唱えた状態で、急に虚しさを味わうのでは、捉え方が変わる。
何事も出来るまで習慣化することです。
食事・睡眠・遊びで足りてないものは何か調べる?
最後は食事・睡眠・遊びで足りてないものは何かを調べることです。現代社会で生きる中で足りないのは、睡眠か遊びです。
仕事や日々やることが多くて休めていないと感じるのであれば、1日だけ思い切って休んでみる。遊びが全く出来てなかったのなら1日だけ思い切っていつもの倍のお金を使ってみる。そんな感じで自分への投資をしてください。
休みも遊びも浪費と考える人がいます。確かに休み癖や遊び癖がつくとこれは浪費になります。しかし、普段頑張っている自分へのご褒美や「1日だけ思いっきり」と言うこの言葉は投資になります。
「思いっきりやってみる」と言う習慣はあなたを成長させてくれます。自分自身へ思いっきり判断をさせることができたら、新しいチャレンジをしたい時にその思いっきりやると言う習慣が役に立ってくるのです。
脳が疲れているのか?体が疲れているのか?は人によってそれぞれです。あなたが足りていないものは何かを考えて、思い切った行動をしてみましょう。
「1日だけ思いっきり」という言葉は最高の自己投資になる
最後に、、、、、
治療院に来られる60代後半の女性にこんなことを言われました。
「この店はやっすいホストやわ(笑)」、表現としては侮辱しているように聞こえるかもしれませんが、この方の背景から考えると、このセリフはありがたいセリフだなと思います
この方はあまり人と会話する人ではありません。だけど心を許した人にだけ少しずつ自分のことを話す様になってきました。最終的には週に1度、お店で体のメンテナンスを行うのが日課になってきました。
もともと仕事と家事の両方を行う方でした。子育てが終わり仕事も定年になって、次に何をやればいいのかわからなくなってしまい、衰えていく自分の『存在の意味』がわからなくなって孤独を感じられていた方です。
そんな方と、あるきっかけで通院してもらうことになりましたが、ここまで元気になってもらえたことがこちらとしても嬉しい限りです。
話を戻すと、自分自身に虚しさを感じるかもしれませんが、あなたのそばに解消してくれる人は必ずいます。それは友人や家族だけではなく、我々のような外部にお金を払った場所にいるかもしれません。
虚しさは天気で言うとにわか雨の様なものです。いつまでも雨がやまないことはないです。雨なら雨で楽しむことを考えたらいいし、雨が止むまで待つのもいいものですよ。
晴れた顔で今日も過ごせる様に今日も応援しますね
本日はここまでにします。
あなたの可能性を信じて、、、、、、
では、またお会いしましょう。
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