今回のテーマは同じような悩みが繰り返す人への対策方法について記事を書きました。
まず、これに至った背景として、人の悩みはなくならないことです。
そして、その悩みは年齢を重ねることで、違った背景のものになっていきます。
例えば、10代の時には恋愛について悩んでいた。20代になってからは仕事の職場関係で悩んだ。30代では、子育てで悩んだ。40代では親の介護のことで悩んだ。
と、いった感じで時代によって環境が変わり、その場面での悩みが出てきます。
一方、いくつになっても同じ悩みを持つ方もおられます。特に人間関係や、お金のことに関していえば、年齢に関係なくその場その場で悩みが出てきます。
その他にも、あなたなりの同じ悩みを繰り返してしまい、どのようにすればいいのか?と日々考えておられるのではないでしょうか?
そのような方に今回は私ならこのように考えるという視線で記事にしました。何かしらの参考になればうれしいです。
【今回の注意点】
今回は同じ悩みを繰り返すを基準に書いてます。よくある似た言葉で、「同じ失敗を繰り返す」がありますが、失敗の対応方法は書いていませんので、同じ失敗をして悩んでいると言う人は、今回の内容とは異なりますので、あらかじめご了承ください。
一般的な解決方法
一般的な解決方法として代表なのが「認知行動療法」です。
ここでは詳しくは書きませんが、ざっくりで説明すると、出来事に対しての今までの解釈に対して、異なる解釈をしてプラスに思考転換していく方法です。
代表的なのが、コップの水です。コップの水が半分入っている時にどのように考えるかの解釈です。
「コップにもう半分しかない」と考えるのか?「コップにまだ半分残っている」と考えるのかで、プラスに解釈するのか?マイナスの解釈をするのかのトレーニングをします。
まずは、本やインターネットで認知行動療法について学んでほしい。それでもしっくりこない場合、私の考え方を参考にしてもらえたら幸いです。
私の対応方法
それでは、私ならどう考えるかについてですが、これは結論を申し上げますと
目の前は崖だとおもい、悩みを放っておくことです。
では、これについて説明していきます。
目の前には壁なんかない
よく、悩みが出てきた時に言われる表現で、「目の前に壁がある」と言われます。そして、課題克服することが壁をぶち破ることが成長した証だと言われてきました。
ここでの問題点は「ぶち破ること」です。果たして現代の時代でも気合いとか力づくで突破することが正しいのでしょうか?
私はNOだと考えます。そこで私は課題や悩みが出てきたら、「目の前には壁」ではなく「目の前には崖」と考えるようになりました。
そして、崖と想定すると行動の考え方が次のように変わります。
跳べるだけの幅の崖なら跳びこえる
下を見ると、とてつもなく高い崖でも、あなたが跳べると自信があれば、あなたは跳ぶことができます。しかし、あなたが跳べそうか微妙な時はあなたは跳ばないはずです。
なぜなら、落ちたら一貫の終わりだからです。
ここで言えることは、ありのままの自分を受け入れることです。だから、気合いを入れて乗り越えようという考えは捨て去りましょう。
跳べない幅の崖はどのようにこえるか?
そして、跳べないだけの幅の崖の場合、どのようにすればいいのでしょうか?
思いつくこととして次の3つが考えられます。
- 遠回りしてみる
- 跳べるだけの筋力と勇気を鍛える
- 誰かと壁を渡るものを作る
そして、これらのことから言えることがあります。
それは、全て時間と労力がかかると言うことです。
全てにおいてかかる時間は変わりますが、2番と3番に関しては自分自身と相手を信じないとうまくいきません。
つまり、疑ってしまうくらいなら1番確実で現実的なことで解決していこうと言うのが私が言いたいことです。
痛みが少ない形で時間をかけてみてください。
○○をやっている気持ちで悩みを放っておくこと
そして、時間をかける時に考える事としてテトリスのパーツを待つような気持ちでいてください。
はい、この見出しの○○に入る言葉は「テトリス」です。
テトリスと言うパズルゲームはご存知でしょうか?簡単すると、上から落ちてくるさまざまなブロックを利用して横1列に並べたら、並べたブロックが消えるゲームです。
同じ悩みで繰り返す人はその場でなんとかしようとする傾向があるのではないでしょうか?
今の知識、今の横つながり、今の環境で・・・・
もちろんこれで解決できるのであれば問題ありません。しかし、今の環境で解決できないから、同じことを繰り返し結果、同じ悩みを持ってしまうのではないかと私は思います。
なので、私はとりあえずこの悩みをそのまま保留にするようにします。
そして、月日が経つ中であるヒントがパッと出てきます。
それは、誰かの一言であったり、動画の一場面であったり、脳が勝手に思い付いたりとかです。
このパッと浮かび出てくるものが、テトリスのパーツです。
不思議なことですが、頭で考えても出てこないものは、潜在意識に頼んでおけば何かしらのヒントを生んでくれます。
この潜在意識が感じる体験ができるようになれば、いつの間にか繰り返し悩んでいたことも、「あっ、また同じように悩んでいる。だけど今解決するものじゃないよね」と、気楽に放って置けるようになります。
「時間が解決する」と言う言葉があります。これは本当にその通りだと思います。時間の経過とともに付き合う人も変われば、できる事も増えます。そして新しい情報も入ってきます。だから、テトリスのパーツを待つような気持ちで、解決策を楽しく待ってみましょう。
最後に・・・・・
結果的に同じ悩みを繰り返す人への対応方法としての最終的な答えは、「同じ悩みが出てくるのは仕方ないことだ」と理解するのと同時に、時間が来たらそのタイミングで解決すればいいと考えられるかが大事だと言う事を言いたかったことです。
テトリスのゲームでも、そろわない時期が何度も出てきます。しかし、ゲームオーバーのないテトリスが悩みの解決方法と考えたら、今のタイミングで解決されなかっても、いつかは解決のカギとなるブロックが現れます。
関係ないような話でも、その一部が使える。こんな感じでヒントは世の中に隠されている。そんな風に私は思います。むしろ明確な答えより、何かしらの情報の中でヒントを得て解決する方が人生の中で多いはずです。
無理をしないでほしい、気合いで解決しようとしないでほしい。待つ力が持てることで、気持ちが楽になると私は信じています。
最初にも言いましたが、認知行動療法を調べてみて、それでもなんかピンとこなかった人にぜひともこれを実践してみてもらえたら嬉しいです。
今回はここまでです。
あなたの可能性を信じて・・・・・
ではまたお会いしましょう。
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