春の季節に寝ている時に足がつる人へ

こんにちは、今回は寝ている時に足がつる人で、

春の季節になると足がつる人にフォーカスしてブログを書きます。

目次

意外に春の季節にも寝ている時に足がつりやすい

ほとんどの方は、足がつるのは、夏場か冬場のパターンが多いです。

夏場の場合、

  • 大量に汗をかいた時
  • ビールや酎ハイといったアルコールを大量に接種した時
  • 就寝中、冷房をガンガンにかけている

など、

冬場の場合は
・水分接収をあまり行わない。
・寒さ対策として厚着をしていて、体を締め付ける服装になっている。
・下半身が冷えるような服装になっている

などが考えられます。

しかし、春の季節にも足はつりやすい傾向があります。それについて今回は説明かつ対策について書いていきます。

春に起こりやすい傾向として

東洋医学的な視点で考えると、この春の季節というのは「肝」に属する季節といわれます。

この東洋医学的に言う「肝」の特徴は次の通り

・循環・代謝・発散・排泄・解毒などをコントロールする
・怒りの感情をコントロールする
・血液を貯蔵する
・爪や目、涙、筋腱なども司る
・甘いものに弱く、酸味を必要とする

つまり、この季節に肝の機能をしっかりと保てない人が、夜中に足を引きつる傾向があるといわれます。

肝臓に負担をかけていないかのチェックリスト

例えばですが、次のことに該当するものがないかチェックしてみよう

チェックリスト
  • 花粉症など、春になって薬の量が増えた
  • 新しい環境になって人間関係でイライラすることが増えた
  • アルコールの摂取する量・回数が増えた
  • ストレス発散に甘いものを食べる量が増えた
  • 通勤で移動距離が増えた
  • 残業が増えてカフェインを取ることが増えた

あなたは何個か該当するものがあったでしょうか?これらが肝臓に負担を起こさせ、ふくらはぎや足裏がつる要因になります。では一つずつ確認していきましょう。

花粉症など、春になって薬の量が増えた

これに関しては、肝臓の解毒との関係にあります。特に普段あまり薬を服用しない人が、この時期に関しては花粉症を中心としたアレルギーの薬を服用することがあります。

これ自体が悪いことではありませんが、薬は最終的に解毒・分解がされて体内から除去されます。普段から何かしらの薬を飲まれているのであれば、体も薬に対する解毒作用が働いているかもしれませんが、習慣的になっていない人から行くとここで解毒のストレスが溜まり、筋肉に影響を及ぼす可能性があるのです。

その結果、体はだるくなります。そのだるさのまま活動すると、筋繊維が切れる代表のぎっくり腰または、筋繊維が異常収縮する代表の「ひきつり」が生じやすくなるのです。

また、逆に普段から高血圧や高血糖などの習慣的に薬を服用されている方でも同様です。
いつもの薬の量に花粉症のアレルギーの薬が追加されることで、肝臓が悲鳴をあげていることも考えられます。

人間関係でイライラすることが増えた

春になると、新生活が始まることが多いです。その中で新しい社員が入ってくることもあれば、あなた自身が新しい職場環境になることがあります。

その中で起こるのが人間関係のストレスです。

職場内または、お客様から様々な理不尽なことを言われることがこの時期に多く発生すると言われます。

肝臓は怒りの感情に司る臓器だと言われます。結果、イライラが強くなると、肝臓に影響を及ぼし、筋肉に悪い影響を与えるといわれます。

イライラがその場で解消できればいいのですが、それが家まで持って帰ってしまい、不眠などになってしまったら、なおさら体に影響が及ぼします。その結果、夜中に足がつることが発生します。

アルコールの摂取する量・回数が増えた

これに関しては、ストレスで家で飲む量が増えたこと、または飲みニケーションで飲む回数が増えたことなどが該当します。

特に、これはアルコールを飲むことで利尿作用が働き、体内の水分が減ってしまい、結果的に足がつってしまうことであげさせていただきます。

年々、年を重ねるごとにお酒に対する弱さが出てくるものです。肝臓も永遠に若いわけではありません。そこに、ストレスや薬の服用などがある人がお酒の回数が増えたら、体は何かしらの不調を訴えるようになるでしょう。それが下半身に出やすいと思います。

ストレス発散に甘いものを食べる量が増えた

甘いものは、脳疲労を和らげてくれます。しかし過剰に摂りすぎると肝臓への影響が出てきます。これは東洋医学の五行説で出てくるのですが、肝臓と脾臓の相克関係に当たります。

詳しいことはここでは割愛しますが、甘いものをたくさん食べる方は、結果的に肝臓を痛める行動になります。肝臓の機能が衰え、筋肉が硬くなる。その結果体のだるさや、痙攣が起こってしまうのです。

通勤で移動距離が増えた

これは、新しい環境で電車通勤で立ちっぱなし、歩く距離が増えた、または逆に全く歩かなくなったなどが該当します。

足の疲れがそのまま夜に影響を及ぼすと言うことです。

カフェインを取ることが増えた

これに関しては、残業が増えることによって、飲むものを眠気覚ましのカフェイン系や、過剰の糖分を摂取するものを摂り続けることによって、肝臓の解毒作用に疲労が溜まることと、カフェインに関しては利尿作用が働くので、結果的に体内の水分量が減ってしまうことになります。

体内水分量が減ると、結果的に筋肉が固まりやすくなり、夜中に足がつりやすくなります

いかがでしたでしょうか?自分に該当すると言うものが多ければ多いほど、春の時期に足がつってしまう現象が起こりやすくなるのです。

では、ここからはどのようにすればいいのかを説明していきます。

春の時期の足のつりを解消する方法

では、ここからは夜中の足のつらないための対応方法を何点か挙げていきます。

レモン水を摂る

1つ目はレモン水を摂ることです。

肝臓の栄養として酸味があげられます。その中で一番シンプルなのがレモン水です。

レモンはクエン酸が入っており、疲労回復にもお勧めです。

レモンをスライスしたものをお水の中に入れて飲むだけで大丈夫です。もし、夜が冷える傾向であれば、ホットレモンや、レモン白湯にしても大丈夫です。

また、市販のレモンの濃縮した汁を入れるものOKです。ここでのNGは砂糖を入れること、そしてアルコールを入れたレモンサワーにはしないことです。

家に帰ってきた時と、寝る前にコップ1杯は飲むようにして体の中を浄化させる気持ちでやってみてください。

朝食は和食にする

2つ目は、朝食は和食にすることです。
ここで言う和食は、ごはん、味噌汁、梅干し、のり、魚(ちりめんでもOK)です。

味噌汁やのりは、腎の機能を改善させ、疲労を回復してくれます。また梅干しは塩分と酸味があるので、朝に摂ると肝臓と腎臓に影響を与えてくれて、元気になりやすいといわれます。

シンプルですが、朝食は和食でお腹を満たしてあげてください

入浴時にしっかり足をさすって洗う

<a href="https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/YCW4BEhKluw?utm_source=unsplash&utm_medium=referral&utm_content=creditCopyText">Unsplash</a>の<a href="https://unsplash.com/de/@rpnickson?utm_source=unsplash&utm_medium=referral&utm_content=creditCopyText">Roberto Nickson</a>が撮影した写真

3つ目は、足をさすって洗うことです。ここで大事なのは、シャワーではなくしっかり湯船に浸かることです。

湯船で体が芯から温まった状態で体を洗って欲しい。ただこの時にふくらはぎや足の裏、向こう脛に関しては、タオルで洗うのではなく、自分の手のひらや指で洗ってください。

指や手のひらで洗うことで、足の凝っているところや張っているところが感じられると思います。その部分をしっかりほぐすように、石鹸をつけて洗ってあげてください。

それがおすすめのセルフケアになります。

深呼吸または瞑想をする

<a href="https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/6CLBoiWuzSU?utm_source=unsplash&utm_medium=referral&utm_content=creditCopyText">Unsplash</a>の<a href="https://unsplash.com/@kat_vagary?utm_source=unsplash&utm_medium=referral&utm_content=creditCopyText">Katerina May</a>が撮影した写真

4つ目は、深呼吸または瞑想をすることです。

ストレスが多い人にこれはやってもらいたい。お風呂から上がってきて、レモン水を飲んだ後にでもしっかりと今日1日を振り返ることです。

ストレスでイライラしたこともあったかもしれません。それらとしっかり向き合って翌日に持ち越さないことが大事です。そこでやってもらいたいことは、深呼吸また瞑想です。

瞑想の中に深呼吸があるから一緒といえばそうかもしれませんが、まずは落ち着くこと、全身に酸素を送っていることを感じること、そして今日1日頑張った自分にメッセージを送ること。この3点をやってみてください。

リラックスした状態で眠りに入るのと、嫌な出来事があったと言うことでそのまま消化せずに眠りにつくのでは、寝ている夢にまで影響が出ることもあります。だからこそ就寝前に気持ちを整える習慣を取り入れてみてくださいね。

下半身を冷やさない

最後は下半身を冷やさないことです。深夜から朝方は寒暖の差が激しく、まだまだ寒いのがこの季節です。しっかりと下半身を温めることができるレッグウォーマーや足元にだけ毛布を足しておくなどして、下半身を保温できる状態にしておきましょう。

NGは圧迫してしまう靴下履いて寝ることです。寝てる時に圧迫感をだすようなものは極力控えましょう。

最後に、、、、、、

新生活が始まる季節に、足が攣ることが悩みで来院される方が多かったのが今回の投稿を決めたきっかけでした。

恥ずかしながら、私の中で足がつる現象は、夏場の暑い時期に起こり得る脱水症やクーラー病。または、冬場の寒い時期に起こるものと、勝手に解釈をしておりました。

よくよく考えると、東洋医学的にもこの時期に筋肉に関係する訴えが増えるのは当然のことでした。改めてこのような気づきを与えていただけた患者さんには感謝を申し上げたい。

そして、春の季節だからこそ起こりやすいだろうと考えるものを上げていきましたが、あなたにはあなたなりの原因で起こっている可能性があります。

頻繁にあしがつるようになってきたのであれば、一度病院で相談をしてもらうのも一つです。そこで何かしらの病気が潜んでいなければ、今回私がお伝えした習慣をぜひとも取り入れてみてください。

少しでもストレスのない毎日が過ごせるようにアドバイスになれば幸いです。

では、本日はここまでです。
あなたの可能性を信じて、、、、、

では、またお会いしましょう

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