まず、コーヒーにはたくさんの健康効果が見られます。しかし、カフェイン中毒やカフェインが受け付けない体の人、また口臭が気になる人やただただ、味が嫌いという人もいるだろう
今回の内容は今働いている場所での患者さんからあった質問をそのままシェアして答えていきます。
【質問内容】
「お医者さんからしばらくコーヒーを中止と言われたから、コーヒーで見られる効果を別の食べ物で補うなら何がいいの?」
これは、コーヒーを毎日4杯から5杯飲んでいた患者さんの質問です
この人の特徴は、コーヒー自体は好んで飲んでません。基本目覚めの目的のために、コーヒーを飲んでいたのだが、訪問先でお客様先からコーヒーを出されることが増え、朝自分で飲むコーヒーを含めて、1日に4、5杯、遅い場合、夜7時にコーヒーを飲むこともあります。
お客様が出されたものを、口もつけずに帰るのは失礼だと思い、いつもいただいて帰ってきました。結果的に体が不調が出てきたとのことです。
そこで、
1、コーヒーの代わりになる覚醒効果がある食材
2、コーヒー代わりになる抗酸化作用がある食材
3、コーヒーの代わりになるリラックス効果がある行動
4、コーヒーの代わりになる利尿作用がある食材
5、お客様先でコーヒーをいただく場合の対策
このようなテーマで書いていきます。
コーヒーの効果
コーヒーの効果にはこれらのものがあります
ー コーヒーの効果 ー
- 覚醒作用(眠気覚まし)
- 抗酸化作用
- 消化の促進
- 2型糖尿病予防
- 肝臓機能を高める
- リラックス効果
- 基礎代謝の促進
これらは「コーヒー 効果」などで検索すると出てくるメリットです。何より、あなたはなぜコーヒーを飲むのですか?という質問に対し、「眠気を覚ますため」か「美味しいから」という答えがほとんどだと思います。
カフェインの副作用
それでは次にコーヒーの飲み過ぎによるカフェインの副作用を上げていきます。副作用は次の通り
ー カフェインの副作用 ー
- カフェイン中毒
- 頭痛
- 吐き気
- 胃の痛み
- ニキビ、肌荒れ
- 動悸
- 不安、イライラ
- 基礎体温の低下(35度前半が続く)
理由についてはここでは省略します。
あなたが、最近これらの症状が続くようでしたら、コーヒーの摂りすぎかもしれません。
1日にコーヒーを飲んでいい量は平均4杯とのことですが、あくまでもこれは平均です。
人によっては、こんだけ飲んだら体が不調をきたすこともありますので、薬を飲む前にあなたにあった量を見つけていきましょう。
コーヒーの代わりになる覚醒効果がある食べ物
1、メンソールガム
1つめはメンソール系の食材です。その中でも代表なのがメンソール系のガムです。
まず、噛むことで血液の循環を促して脳細胞の働きを活発にさせます。
そして、ガムの中でも口の中がスーッとするメンソール系は眠気対策としてお勧めです。
しかし、メンソール以外にも、甘味のあるガムや、硬めのグミなどでも大丈夫です。
噛むことを意識してリラックスと血流改善をしましょう
2、高カカオチョコレート
チョコレートの成分である。カカオポリフェノールは脳内の活性化させる効果があり、眠気の改善に集中力を高めます。
受験生や残業が多い人にはコーヒーではなく、高カカオチョコレートがいいですね
3、アーモンド
「食べた後に眠気が出るからコーヒーを飲んで眠気を覚ます」こんな感じでコーヒーを飲む場合、食事のメニューにアーモンドを入れてください。
アーモンドは血糖値の上昇を緩やかにする働きがあります。
特別に手を加える必要はありません。お漬物のように、小皿に3粒から5粒で摂取する程度で、血糖値の上昇は緩やかになり、食後の眠気防止になるでしょう。
4、お水
体の不調の一つに、血液がドロドロになっている可能性があります。
そのドロドロの理由にはいろいろありますが、一つに体内の水分が足りないというものです。
水を飲まない、またはアルコールを摂取する機会が多いなどで、体内の水分が知らない間に減っている可能性があります。
普段から、適度に口を湿らす程度に水を飲むことで、体内の水分量が上がり、不調から眠く感じるというものは防げます。
喉が渇いたから一気にコップ1杯飲むやり方では、トイレが近くなることがあるので注意が必要です。、一気に飲むのではなく、適宜口を湿らす程度で飲んでいきましょう。
コーヒー代わりになる抗酸化作用がある食べ物
ポイントはビタミンACE(ビタミンエース)とポリフェノールです。
1、ビタミンA
にんじん、ほうれん草、ブロッコリーなどの緑黄色野菜
2、ビタミンC
ピーマン、芽キャベツ、柑橘系、いちごなど
ただし、ビタミンCは水に溶ける「水溶性ビタミン」なので、生で食べるか、
料理中に出る汁を取ることを意識しましょう。
3、ビタミンE
ナッツ系(ピーナッツ、アーモンドなど)、豆類、カボチャなど
4、ポリフェノール
ブルーベリー、チョコレート、ココア、柑橘系、豆類など
コーヒーの代わりになるリラックス効果がある行動
1、温かい飲み物
「ほっと一息」という言葉があります。この「ほっと」は温かいの「HOT」と安心の「ほっ」が被せていると私は思います。
温かい飲み物を口にした後には、軽くため息のように息が出ます。この息を吐くことで、緊張した気持ちが緩みます。
飲み物はハーブティやノンカフェインの飲み物をお勧めする人もいますが、アルコールやカフェインが強いものでなければなんでもいいです。
2、アロマテラピー
これも、リラックス効果が見られる代表的なものです。
自分の好きな香りや、アロマセラピストに相談してあなたにあった香りを教えてもらって気持ちをリラックスさせましょう。
3、目を閉じて深呼吸
視覚から入ってくる情報が多すぎるのが現状です。まずはスマホやパソコンからの情報、そして周りの景色などを一度情報を遮断しましょう。
そして、目を閉じて深呼吸して新鮮な酸素を全身に送り込むこと、で気持ちを落ち着かせることが出来ます。
耳栓などで耳からの情報も止めることができるのならそれも一緒にやりましょう。
ポイントは、一旦今の環境を見ない、目を閉じることです。
4、その他
自宅でリラックスする場合には
入浴、抱き枕、ペットや子供と触れ合うなどがあります。
1から3は職場や外に出ている時に出来ることで、
4は自宅で出来ること、この両方を普段から取り入れるようにしましょう。
コーヒーの代わりになる利尿作用がある食べ物
利尿作用がある食材として、カリウムが代表です。このカリウムが多い食事をとることで、利尿作用に働きます。
ーカリウムを含む食材ー
・ スイカ、バナナ、ほうれん草、白菜、
・ 海藻系(ひじき、のり、昆布など)、
・ 大豆食(納豆、きなこ)
・ ナッツ系(ピーナッツ、アーモンド など)
そして、お水を取りましょう。利尿を目的なのに、水分を足すのはいいのか?という質問が出てきそうですが、
むくみなどの原因は塩分や歩くことが少ないことです。塩分が多く入ることでそれを薄めるために、体内の水分が使われます。なので、排尿をしたあとには、水だけを取るだけで、体内の水分をもどすようにお水を飲みましょう。そして、出来るだけふくらはぎを動かすことが大事です。しっかり歩くことをしましょう。
お客様先でコーヒーをいただく場合の対策
では、コーヒー禁止中にコーヒーを出された場合どのようにするかですが、結論、素直に断りましょう。
今回の場合なら、「お医者さんに禁止と言われまして、」と言えばすみます。
他の理由でも、一緒で、
「すみません、コーヒーがちょっと飲めなくて・・」
と、申し訳なさそうに言えば、相手も大人ですから問題ないと思います。
それでも、なかなか断れない雰囲気の相手の場合は、ペットボトルの水を持参しておきましょう。
コーヒーの場合、1杯飲んだらそれでおしまいです。「もう1杯いかがですか?」と言われる前に現場から去ることが大事です。
そして、お口直しのように水で体の中のカフェインを薄めてください。
お水、マグネシウム、カリウムなどが、カフェインの排出を助けてくれます。
少しでも、カフェインによる症状が出るのであれば、コーヒーの後に中和することを心がけてください。
最後に・・・・・
日本人の特徴として、これがいいと言われたら、そればかりを過剰に摂取することがあります。
コーヒーの健康に及ぼす影響は大きくてほとんどの人がコーヒーを飲まないと生活できない状況になっているのかもしれません。
電気・水道・ガス・コーヒーという感じに生活必需品になる日が来るかもしれませんね。
だけど、何事もそうですが、摂りすぎは必ずリバウンドが来ます。
ほどほどを意識するようにしていきたいですね。
一つでも身体に不調が現れたら、それは日々の行動で何かが足りないか、何かをとりすぎているかのどちらです。
これは言い換えると、体からのサインです。すぐに薬に頼るだけではなく、生活の何かを変えるように心がけていきましょう。
本日はここまでです。
あなたの可能性を信じて・・・・・
ではまたお会いしましょう
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