世の中には、人の目を気にしないで生きていける人と、人の目を気にして生きている人の2つに分かれます。そしてこの人の目を気にしすぎて、体を壊してしまう人が多いのが現代社会です。
人の目を気にしない方法として、ネットでは
- 没頭するものを見つけよう
- 自分と相手を比較しないで生きよう
- 断る練習をしよう
- ゲシュタルトの祈りを参考にしよう
などが、書かれております。
*ゲシュタルトの祈りについて
わたしはわたしの人生を生き、あなたはあなたの人生を生きる。
わたしはあなたの期待に応えるために生きているのではないし
あなたもわたしの期待に応えるために生きているのではない。
わたしはわたし。あなたはあなた。
もし縁があって、私たちがお互いに出会えるのならそれは素晴らしいことだ。
しかし出会えないのであれば、それも仕方のないことだ。
確かにこれらの方法を行うことで、対策は出来ていると思いますが、私の意見としては、
これらを行う前に、根本な原因をしっかり完全する必要がある
と考えます。
そこで、今回は、人の目を気にする原因は何か?と人の目を気にしないように解決することについて書いていきます。
人の目を気にする原因とは
いろいろな原因はあると思いますが、ほとんどの方が次の2つになるのではないかと私は考えます。
1、弱みや不安要素を握られている
・ 逆らったら給料を減給する
・ 逆らったらこれを言いふらす
・ このままだと、取引が終了してしまう
など
2、怒られることや評価に恐れを感じる
・ 叱られると人格まで否定されている
・ 怒られると、常に罵声を浴びせられる
・ あの人、あんな格好していると批評を受ける
などです。
これらは、マウントをとってくるパワハラ的なことが多いでしょう。本来なら、これらの方のプレッシャーなど吹き飛ばすほどの強さを人は持っているのですが、これらに打ち勝てなくなるのが人の目を気にしてしまう人の特徴です。
そして、これが起こってしまうのにはある共通点があります。
共通しているのが、逃げれないと言うこと、
そして、逃げれない理由が自分を支えている人を困らせるからです。
・やめたら親をがっかりさせる
・逃げたら嫁さんに怒られる
・逃げたら仲間に申し訳ない
こんな感じで、人の目を気にする人の根底には、自分の身内の目を気にしていることが大半かなと思います。
なので、人の目を気にしなくするには、あなたの根底にある自分の身内の目を気にすることをシャットダウンしなければいけません。
まず改善しないといけないのはここなのです。
それを無視して、人の目を気にしないで生きるのは難しいのです。
まずは、自分の今の心境を身内に告白すること、これが大切です。
そして、身内に告白することで必ずあなたが苦しんでいることを理解・把握が出来るはずです。
このようなシーンを考えてみよう
例えば、このようなシーンを考えてみましょう。
あなたが今の会社で人間関係で悩んで、仕事を辞めたいと考えているとしましょう
嫁さんに「少し時間を作ってほしい・・・仕事を辞めたいと思っているんだ」と伝えてみましょう。
そして、嫁さんの反応は2つになります。
①、「どうしたの?何があったの?」と話を聞こうとする行動
= 身内の理解が獲得出来る
②、「ちょっと待ってよ!!まだ家のローンが残っているんよ!!」と自分の都合を言ってくる
= 身内の理解が獲得できない
1、身内の理解が獲得できたら
先ほどの例で、嫁さんがあなたの辛さを受け入れてくれて、「わかったよ」とか「私に出来ることがあるなら、もう少し協力するわ」とか、あなたに寄り添ってくれるような返事が返ってきたら、きっとあなたの行動は変わってくるはずです。なぜなら根底の身内の人の目は潰せたからです。
身内の人の目を潰せたのなら、会社などの外部の人の目の見方が変わってくるはずです。今まで「やめれない」と思っていた環境から、「いつでも辞めてやる」というマインドになってくるからです。
そして、何かしらマウントをとってくるような人がいるのなら、しっかりとボイスレコーダーで録音をするようにしましょう。ボイスレコーダーはあなたの最大のお守りになります。
身内が理解すると、他の人の目は気になりにくくなることを覚えておいてください。
ーマウントをとってくる人の対策にはこちらの記事を参考にしてくださいー
2、身内の理解を獲得できなかったら
一方で、人の目を気にする人は、2つ目のような、相手が逃げられないような意見を言ってくると思っています。
2つ目のような自分の意見だけ先に押し付けるような身内や友人ならば、
「もういいです!!」と言って
その場でその身内とは打ち切りましょう。
もういいですと言って口喧嘩してもいい
もういいですといって家出してもいい
もういいです離婚しましょうでもいいです。
大事なのは、あなたを支えてくれている人があなたの辛い気持ちを受け入れてくれなかった時点で、その人は支えてくれている人ではないのです。
本来なら、ここで相手が、「ちょっと落ち着いて!」とか、「ごめん」などの相手の焦りがあり、あなたと真剣に向き合ってくれるのが普通ですが、
あなたが「もういいです!!」と言って心配しないような人は、あなたの味方ではありません。
それが、親であれ、夫婦であれ、今まで仲良くなっている友人であれ、、、
あなたがSOSを出しているのに、そのSOSを無視する人ばかりでは、あなたが人の目を気にする生き方が改善するとは私は思いません。
もうこれ以上、あなたの周りであなたを押しつぶすような人で覆わないように、まずは一番の身の回りの人に理解をしてもらいましょう。
それでも、身の回りの人に理解してもらえない環境であれば、ネットやSNSで今では同じ悩みを持つ団体やチャット。またはカウンセラーなども存在します。あなたは一人ではありません。無理のない範囲で、あなたのSOSを受け止めてくれる人を探してみましょう。
ただし、ここでのNGは相談相手が誰なのかをしっかり理解することです。昨今、あなたの心のよろどころになることで、宗教団体の勧誘やマルチ商法の勧誘をしてくる人もいるでしょう。それだけには気をつけて行ってください。
今回のまとめ・・・・・
まとめると、人の目を気にしない方法は次のとおりです。
- 人の目を気にする人は相手に弱みを握られている
- そして、気にする人の根本的な原因として、身内を困らせてしまうと考えている
- 身内の理解が最大の改善方法になる
- 弱みや恐れに対してはしっかりとボイスレコーダで録音して対策を練る
- 身内の理解が得られないのなら「もういいです!!」で打ち切る
です。
目の前の、あなたが困らせたくない人の理解を得るのは、本当に、本当に勇気がいることです。
これが出来なくて前に進めないままでいるのか?それともこれをチャレンジして新たな道ができるのか?
あなたはどちらを選びますか?ここまで読んでくれた人は決まってますよね。大丈夫です。しっかりとあなたの大切な人に心を開いてみましょう。
最後に・・・・・
最後にあなたが「人の目を気にしてます」と感じて、この記事を読んでもらっているのであれば、
あなたが気にしているのは人の目ではなく、嫌な人の目であることだと理解してください。
子供と地下鉄などに乗って見える景色は、8割がスマホを見ており、1割が寝ていて、残りがその他のことをしているように見えます。
あなたがこの地下鉄に一人で乗ったらどの人に該当しますか?きっと8割のスマホの人に該当しているかとおもいます。
今度からは、人の目を気にするくらいの余裕を持って行動してあげてください。
席が座りたくておどおどしている高齢者。
過呼吸を起こしそうな顔をしている病人。
子供が泣いているのを必死で慰めている女性。など
これらは、人の目を気にしてあげることで見つけることが出来るのです。
少しでも、あなたが誰かの役に立てたと思えるようにするには、人の目を楽しみながら気にできる人になってもらえれば、これほど嬉しいものはないです。
今回はここまでにします。
あなたの可能性を信じて・・・・・
では、またお会いしましょう。
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