怒られることに慣れるには

4月になり、新入社員として生活を始めた人もいれば、今年から役職があがり部下を見ると言う立場になった人、

また、何かしらで新しい環境・新しい人間関係が始まろうとしている人が多いのではないでしょうか?

その中で、やはり人間関係は一番の悩みだと思います。

特に、社会人になって一番に違うことは怒られることが増えると言うことです。

今までとの違う環境でお互いのことが理解できなくて相手から怒られる。または、理解されてきたからこそ、手を抜いたとか、繰り返し同じ失敗をしたと言うことで怒られる。

そんな感じでしょうね。

今回は怒られることが多くなる4月、5月の時期に、職場にて怒られることに対しての考え方や対応方法について説明をしていきます。

目次

怒る人の特徴を見ておこう

最初にですが、怒る人はどんな人なのかを見極めておく必要があります。

例えばですが、
1、常に相手の弱みや失敗を見つけては罵声を上げるような人なのか?
2、ふだんは特に穏やかなのに、何かのスイッチを押してしまってため怒ってしまうような人なのか
3、相手は怒っているのではなく、ただただ声のデカい罵声を出しているだけのこともあります。部活動でミスをした時に「なにやってんだ!馬鹿者!!」と言う感じに似たものです。

この3つを見ても対応方法は変わります。あなた自身がどんなことで怒られているかを確かめることと、同時にどんな怒り方をしてくるかをしっかりと見極める必要があります。ただただ、「怒られる」というもので一括りにしないようにしていきましょう。

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ポイント1

「怒られる」を一つでまとめないこと、すぐ怒る人なのか?普段怒らない人がいきなり怒り出す人なのか?ただただ声がデカいだけの人なのか?これを見極める力を身につけよう

怒られることに対する考え方

では、次に怒られることに対してどのように考えたらいいのか?そのポイントを何個か説明していきます。

会社の場合、怒られるのは約束事を守らなかった時だけである

1つ目は会社の場合、怒られるのは約束事を守らなかった時だけ、それ以外は嫉妬・パワハラであるです。

どの会社にも必ずやって欲しいことがあります。それを無視した時や出来なかった時には、どんな形であれあなたを注意する、怒ると言う行動を会社の同僚や上司はとってきます。

怒る = 危険なことをした

この理由であなたに怒りをぶつけることが多いのです。

これは、あなたが子供の頃に親から、またはあなたが親の立場で子供が危険なことをしていたら、真っ先に怒る・怒られたことがあると思います。その感覚と一緒です。

危ないから怒るのです。この危ないは、会社の場合は会社の存続であり、一個人の場合は本人の存続であります。

会社の場合

  • 目標数値に3ヶ月も届いていないことで存続が危険だから怒る
  • 毎日規定の時間に来ないで、遅刻ばかりして、周りのメンバーにストレスを買うから怒る
  • 接客業に対して自分のスタイルばかりこだわって、会社の印象に影響を及ぼすから怒る

個人の場合

  • あなたの発言によって、自分のパフォーマンスが下がるから怒る
  • こちらのお願いしたことに対して、全く違うものを提出したから怒る
  • 必要なこと・理解してもらいたいことを伝えているのに、適当に聞いただけにしたから怒る

と言う感じです。

なので、これを逆手にとれば、約束事をしっかり守っていれば、相手から怒られることは基本はないのです。

しかし、相手も人間。あなたに対して嫉妬や妬みなどを持っている方であれば、これらの理由なしに自分自身のストレスを誰かに爆発させたいと言う気持ちから、あなたがターゲットになってしまうことがあります。

それは、完璧なパワハラです。これらをしっかりと見極めていくようにしていきましょう

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怒られること = 脅迫ではないことを理解する

2つ目は怒られたこと=恐喝ではないと理解しましょう。

あなたに対して怒ることのは、相手もエネルギーが必要なのです。つまり怒る方もその後の関係のことを考えて怒っていることが多いのです。

関係が崩れてお互い空気が悪くなることは望んではいないため、怒り方もどれくらいの熱量で言えばいいのかを相手も考えながらやっていることを覚えておいてください。

また、怒られた時に「出来なかった時には××するからな!!」と言うセリフを言われているのであればそれは、脅迫になります。

このセリフを言うの人であれば、それはレベルの低い人と扱ってもらって結構です。
「今のセリフは脅迫なのでパワハラです」と言ってもいいでしょう。

基本は、出来なかったことに対して怒られるのです。出来なかったことに対してしっかり謝罪をし、教えを受ける姿勢を取れば、相手の怒りは沈まります。

主体的に理解するようにしよう

3つ目は主体的に理解することです。これは「報告・連絡・相談」のことです。

この言葉に私は「主体的」と「確認」をプラスしたもので実行しましょうと言ってます。

特に「1年目」と言う肩書きになる会社やサークル、プロジェクトの場合、とにかく「確認・確認・確認」です。

「確認」を3回繰り返したのは、それだけあなたと相手の考え方が別物であるからと言う意味を示します。

あなたならこうするであろうと思っていることを、相手は100%やってくれることはないです。そのパーセンテージを上げるためにも確認は必要です。

その中でも1年目は確認を怠ることでトラブルが発生してしまうのです。また、1年目から分かった顔して確認を怠った結果でトラブルを起こしてしまうほど、怒られることはないです。

逆にあなたに確認したいと、何度も声掛けをしてくれる人がいたら、それは喜んであげてください。あなたの時間を奪われるかもしれませんが、それだけ相手はあなたの考えとの誤差を埋めようとしている努力なんだと理解すれば、相手との距離も近づけることができるでしょう。

後出しは言い訳になります。事前に確認すること、それも他の相手に頼らず、自分の言葉で聞くこと。それだけで主体的に理解しようという雰囲気が相手にも響きます。結果的に怒られる回数は減るでしょう。

もちろん、その後の報告・連絡・相談もしっかり行うようにしていきましょう。

接触回数を増やすことであなたの思いをしっかり受け止めてくれるでしょう。

何に対して怒られたのかだけを明確にしよう

最後は何に対して怒られたかだけを明確にしようです。

感情的に相手がぶつけてきたときに、ついこちらも熱量があがりカッとなってしまうことも起こり得ます。

しかし、相手が怒るということは、それだけの理由があるからです。相手のルールを破るような行動をしたから相手は怒っているのです。

なので、相手が怒るということは、自分の何かが相手の解釈との差が生まれたということになります。

それを明確にすることが、相手の怒りを鎮めさせる言動になるでしょう。

では、その明確にするための方法として次のことをやってください

それは、メモを取ることです。

相手が感情的になっていると、その感情をうけないように身を構えてしまうことが大いにあります。または、ただただ「すみません」というセリフを吐けば喜ばれると思っていたら、場合によっては怒りがエスカレートする事があります。

  • 相手は、ただただあなたに怒りをぶつけたいのか?
  • それともあなたに理解してもらいたいから怒っているのか?

基本は後者です。なので、あなたの話を理解したい気持ちで「メモをとりますので、少し待ってください」と一言入れて、相手の怒りの話を聞いてみてください。

「メモを取る」という作業を入れること得られる効果として

  1. 相手の怒っている表情を見る事が減る(メモに顔がいくから)
  2. 相手も理解してほしいことを伝えることに優先になる(怒りの優先順位が減る)
  3. メモを取る行為について相手が拒む権利がない(拒む場合はただただ怒りをぶつけたいだけ)

などがあります。

仮に、あなたがその相手の事が嫌いであっても、それで口喧嘩になったら何も進歩がしませんし、周りにも悪い印象が残ります。

  • 感情的に怒りをぶつけている人
  • 怒っている人を理解しようとメモを取る人

どちらが、周りから見て好かれる人間になるでしょうか?おそらく後者です。

メモをとって、何に対して怒っているかをしっかり分析して、その内容に対して謝罪と再発予防の取り組みを行うようにしていきましょう

最後に、、、、、

怒ってくれる人がいるのは、あなたの成長になる

人間、今いる環境に長くいると、その周りの仲間などとの距離が近くなり、怒られる事が少なくなっていきます。

よく、年を取ると、怒られる事がなくなってきて頑固になると言われますが、これは怒ってくれる人が減り、孤独になっていくという現象です。

もし、今あなたの周りで怒ってくれる人がいたら、それは奇跡が起こっているとでも思うようにしてください。

高圧的な人は、どの環境でもいます。クレームを言う人もいます。そこで、嫌気になるのもよくわかります。

だけど、もう一度念を押して言いますが、あなたが起こした内容またはあなたのチームが起こした内容に対して相手は怒っているのです。あなた自身の存在を怒っているのではありません。

あなたはあなたのままでいいのです

その相手との違いを理解することだけに意識を持っていき、怒られても自分には収穫する出来事が起こったと思うようにしていきましょう。

では、本日はここまでです。

あなたの可能性を信じて・・・・・
では、またお会いしましょう

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