まず、「あなたは自信がありますか？」という問いかけに対してどのようにお答えしますか？

これには３パターンに分かれると思います。

①　はい、自信は常にあります。

②　いいえ、自信なんか持っていません。

③　自信がある時と自信がない時があります。

③の場合は、条件を言われたときにこれはやれる自信がある。と確信できるものに対して「自信がある」とお答えするのだと思います。そしてほとんどの人が③を答えるのかと私は思います。

一方、②の自信なんて全くありませんという人も日本人には多いと言われます。外国と比べても、日本人とそれほど知識や技術が異ならなくても、日本人は自信がないと答える人が多いとのことです。

自信のなさは相手にも伝わります。だからこそ自信を持って生きていきたいですよね？

今回はこの自信について書いていきます。

自信とプライドの違い

まず最初に、自信に対する理解とプライドに関する理解がごちゃごちゃになっている人も多いので、ここをしっかりと確認します。

自信は自尊心を表します。自尊心の特徴は、周囲にどう思われるかよりも、「自分はどう思うか」ということが重要になります。また、自尊心があることで自分だけではなく、仲間も大切にできるでしょう。

一方、プライドは高慢を表します。プライドが強い人の特徴は、「周囲よりも自分の方が優位だと思う」ことです。弱い自分を隠すために、強く振舞おうとします。プライドが高くなりすぎると、周囲と壁を作ったり攻撃的になったりするので注意が必要です。

あなたは、もしかして人と比較して自信をなくしていると考えていないでしょうか？そもそも自信を作るのは人と比較するのではありません。その部分を意識してみましょう。

次のことでは自信はつかない

これは一言で、準備を徹底的にする人です。もちろん準備は必要です。

だけど、準備や練習ばかりして、結局現場に出ずにしていたら何も変わらないのです。

自信をつけるためには、どれだけ現場に出て、いろんなことを感じ取って収穫できるかです。

素振りで1000回やっていても、バッターボックスでヒットが打てるのは未知数です。バットを振ってみて初めて結果が出るのです。

もちろん、現場でリスクを減らすための練習は必要です。しかし自信がつくのはその練習で結果が出た時です。

本番は必ずきます。それが怖いと言う理由で練習や準備だけで終わらないようにしてくださいね

自信を生み出す方法

では、次に自信を生み出す方法を挙げていきます。大きく分けて次の通りです

• 思い出に残る挑戦をする
• 昨日の自分と比較して、成長・成長体験を増やす
• 「次は私だ！！」と唱える

では、順番に見ていきましょう。

思い出に残る挑戦をする

一つ目は、思い出に残る挑戦をすることです。

自信とは、チャレンジした・行動した結果で得られるものです。

その中には失敗も入ります。

告白・ライブに立つ・プロジェクトに参加するなど、

終わった後に何度でも思い返せる挑戦をしてください。

たくさんの失敗も、年がたつにつれて、笑い話のネタになるでしょう。それがあなたのやってきたという自信になります。

日々の生活をやって、忘れていくような挑戦では、自信はつきませんよ

逆に何もしてこなかった人や、簡単な作業しかして無かった濃度の薄い人ほど自信はつかないでしょう。誰かの指示の元でのいいなりや、人任せにしてきた結果、あなたには自信がなくなっていくのです。

業務的TODOリストを淡々とやったことで得られるのは相手との信頼かもしれませんが、あなたの自信はつかないものです。

「正しい答えじゃないかもしれない。だけど、自分なりに出した最高の回答がこれだ」と言い聞かせて前に進む習慣をつけていきましょう

昨日の自分と比較して、成長・成長体験を増やす

２つ目は昨日の自分と比較して、成長・成長体験を増やすことです。

自信とは自分の基準で決めていいのです。自分自身を信じてあげれるのは最終的に自分です。

それなら、自分はできる人と考えればいいのです。

ただ、このできる人が相手と比較して「自分はできる人」と考えていると、ただただ、出来ない人と比較して自分が優位に立ちたいだけになります。それはプライドになってしまいます。

今までの自分と常に比較してみてください。

• 昨日より早く出来た
• 以前よりうまく出来るようになった
• これをクリアーすることができた

これらは、誰かの評価とあなたとの評価は違います。だけど、あなたの軸で評価するようにしてください。

他人は他人です。好きなように言わせておきましょう。

そして、自分自身が過去と比較して成功体験を増やすために必要なこと

それは、挑戦するものを増やすことです。

新しい趣味や新しいコミュニティなどに積極的に入っていくことです。

その代わりに自分の成長が見られない分野とお別れしていくものです。

なぜなら、歳を重ねることで出来なくなるものが増えてきます。可能性はゼロではありませんが、それを追い求めてもあなたの自信には繋がりにくいからです。

現役のスポーツ選手が技術・体力の限界を感じたら、その分野を辞めてコーチや解説者になるように、今まで培ってきたものを次に活かすことで、よりあなたの自信につながるでしょう。

人生は一度きりです。興味関心があるものにとことん挑戦して、自分の別な視点が見れるようにやってみてはいかがでしょうか？

「次は私だ！！」と唱える

自信がない理由として、人と比較して自分が惨めになっていることもあります。代表がSNSの記事です。

あなたが見ているSNS記事の中で自分と年齢が近い人や、友人などが何かを成し遂げたような記事（例えば、試験合格、高い新車を購入、彼女が出来たなど）がアップされていると、惨めな思いに浸されてしまうことがあります。

このような場面を見続けていると、自分は何も変わっていないと思ってしまい、惨めさから自分に自信を持てなくなることがあります。

こんな時におすすめなセリフがあります。それが「次は私だ！！」です。

SNS記事を見て、「羨ましい」とか「なんであいつが」とか感じた時に「次は私だ！！」と唱えることで、相手を称える言葉に変わります。

そして、「次は私だ！！」と宣言することによってあなた自身も行動に移すきっかけになるでしょう。

次は私が成功する！！、次は私が幸せになる！！こんな感じで誰かの成功を参考にしようと言う心構えでSNSを見るようにしてください。いずれ相手の成功があなたの自信に変わってくるでしょう。

最後に・・・・・

序盤でも書きましたが、自信とは自尊心のこと。自分が自分のことをどう思うかが大切です。

歳をとっていくと、自分の衰えに自信をなくすと言う人を耳にします。若い人でも、自分より優秀な人が入ってきて自信を見失うと言う人もいます。自信のなくし方は人それぞれです。

だけど、自信を取り戻すのはいつからでも可能なのです。今日からでも自分の可能性を信じて、何かひとつ取り組んでみてほしい。その行動からきっとなにか新しい風を感じることができたら、今までと違う楽しい日々が出てくるかもしれません。

あなたの自信を取り戻した方法も教えてくださいね。

本日はここまで、

あなたの可能性を信じて・・・・・
では、またお会いしましょう。