失敗する転職の選び方 -私はこれで失敗したー

UnsplashのBrett Jordanが撮影した写真

 今回の内容は転職に関する考え方になります。
まず最初にお断りとして、私自身転職サイト関連の仕事はしておりません。なので採用側の考えではなく、一個人が7回転職した経験本音を語っていく、そんな感じでお伝えしていきます。

実は私kazunorisanは転職を7回しております。なので、最後の転職活動の時には履歴書が右側いっぱいまで埋まりました。
 これ以上転職したらアカンと言われているようにも捉えられた履歴書が完成したのを
今でも鮮明に覚えています。
 ただ、7回も転職をしていると企業先の良いところも悪いところもその会社それぞれで学ぶことが出来ましたが、次のステップの為に転職したって感じがあまりしてません。おそらくそれだけ転職先を選ぶのが下手くそだったとのことです。
 今回はそのような私の失敗体験からこうした方がいいという考えを伝えていきたいと思います。

目次

私の退職理由

私の辞めた理由は以下の通りになります。

1社目:2社目からのスカウト
2社目:給料の未払いおよび犯罪的不正の強要があったため
(ここで、うつ病になりやめる)
3社目:サービス残業が多く、ノルマ達成のための不正行為の強要、代表からのパワハラ
(ここで、2度目のうつ病になる)

4社目:このころから、独立開業を目標にし、開業資金がたまった為退職
5社目:独立開業自分の店であったが、往診中に交通事故に遭い、左手を痛める。結果、1人で経営していたため、どうにもいかなくなった

6社目:労働契約があまりにも異なる。またこのときに家族が体を壊す

7社目:整骨院事業ではなく、外壁塗装を中心とした営業でノルマが達成できず、

7回転職を繰り返し、今8社目でゆっくり自分のペースで仕事をしています。

改めて感じたことは
入社時はいいこと言うが、辞める時にはきっぱりと辞めさせてくれない
がほとんどです。

「今まで頑張ってきたじゃないか、今が辛抱の時だ」といった励まし方の会社もあれば

「お前が辞めたら、店が続けていけないじゃないか!どうしてくれるんだ!」といった恐喝的な会社もありました。

こんな話をすると、ブログを読んでくれている方の中にも
「私もそうだった」という人も多いのではないでしょうか?

振り返ると、こんな会社を選んだ自分に責任があるのです。

ではここからは、失敗する転職の選び方を解説していきます。

失敗する転職先の選び方

友人の紹介

1つ目は、友人の紹介です

理由としては次の2つ

つながりのない友人(友人の友人の友人)を紹介する

友人は「つながりのない友人(友人の友人の友人」を紹介するからです。

勧めてもらったところが自分に合ってなかった場合に断りずらいです。
特に心優しい人なら、あなたの友人の顔を汚さないためにもあなたが我慢してしまう可能性があります。

その友人とどれだけのつながりにもよりますが、友人の友人(以後、「遠い友人」と呼びます)が求職者を求めていたといった場合なら、
友人は「遠い友人」の性格や考え方。どんなキャラクターなのかをしっかりと伝えることが出来ますが

「友人の友人の友人(以後「つながりのない友人」と呼ぶ)」になってくると
つながりのない友人なので、どのような人なのかわからないままで話が進んでしまうところがあります。

この場合、あなたの友人は全く悪気なく教えてくれる可能性が高いのです。
私の場合
「俺の先輩の知り合いでパーソナルトレーナをやって起業している人がいるんやけど、今度整骨院を立ち上げたいって考えやるみたいで
誰かええやつおらんかなと探しているんやけど、KAZUNORIさんどうかなと思って今話をしているねん」

といった感じで紹介を受けました。ここでいう
「俺の先輩の知り合い」が「つながりのない友人」を表します。

お互いの紹介の時点で「合わないな」と思うこと自体は問題はないですが、
就職してからの「合わないな」は結局のところ、
「変な奴を紹介しやがって」という形で友人の顔をつぶしてしまう可能性があるため
なかなか辞めたいと言い出せない事になりうるのです。
結果、あなたが我慢してしまい体を壊す可能性が高くなります。

報酬目的で紹介してくる

その他にもアフィリエイトのように友人はあなたを企業に紹介して、報酬を得ようと考えている可能性もあります。
もちろんこのような場合、あなたの事を優先的にいいと思うところ紹介するとは考えられませんよね。

なので、仕事選びは自分でいろいろと足を運ぶことをお勧めします。

● 友人とは断ることもできる仲でいよう
● 紹介してくれる会社の事も友人におんぶに抱っこではなく、自分でも調べよう

友人の会社に転職をする

2つ目は友人の会社に転職することです。
ここの定義は
「友人の会社に転職」 = 「友人が上司、あなたが部下」という関係になることです。

そうなると、あなたの知っている友人は会社の中では友達ではありません。
上下関係になってしまうのです。些細なことで喧嘩になったり、「友人はこんな奴じゃなかった」と
嫌な気持ちになってしまう事があるでしょう。

知り合い同士だから、「なぁなぁの仲」になってしまったり、「あいつの事はわかっているから後回し」という扱いになったり、
あなた自身が「あいつが上で俺が下」というレッテルを感じてしまうようなこともあるかもしれません。

なので、友人の会社で働くのもおすすめは出来ません。

ただ、友人と仕事をするのなら、友人の会社と協力会社になるなら話は別です。
お互いが「取引先」という立場でよい刺激になる戦いになるからです。

友人とは、取引先としての関わりで置いておくこと

月収を一番の基準で選ぶ

3つ目は月収を一番の基準で選ぶことです。
月収は確かに大事ですが、これを優先順位で1番にすると結局のところ
「俺にはしんどい、こんなはずじゃなかった」と言ってやめていくことも考えれます。

・ 時間給計算をしたらアルバイトよりも安い
・ 働く内容が過剰に多い
・ 入社時から月収が上がらない

このような結果を招くことが多いかなと、

特に契約条件の中に
「(業務内容):○○業務全般」と書いてあると要注意です。

あなたが聞かないといけないことは、
この○○業務全般の中身をしっかり把握すること。
つまり、入社してからどんな作業をするのかを具体的に知っておかないといけません。

・ 「だいたいみんなやっている作業をやってもらうだけ」
・ 「慣れてきたら他の事も手伝ってもらう」
 とか言って来たら気を付けましょう

「何と何と何をする」ということ明確にあなたが理解できるように面接時に聞くことです。

転職はある意味、部屋を借りる時と似ています
部屋が何室あって、IHコンロがあって、周りにスーパや駅が近いなどですね

ただ、このような間取りのイメージは大切ですが、他にも必要なものとして

  • 隣の住民が夜うるさくないか?
  • 町内会・自治会の参加が強制的でないか?
  • 虫やカラス、野良猫のたまりやすい場所ではないか?

など、間取りでは説明されていない不安要素もあるのです。

なので、労働を対価として働くにあたり、あなたがパフォーマンスを落とすようなことではだめですので「○○と××は対応できません」という軸を先に持ち、業務内容を理解して挑んでください。

転職は部屋を借りるのと似ている。書いてある情報だけでなく、起こり得そうな出来事に関しての情報もしっかり質問できるようにしておこう。

どこでもいいから採用されたい

4つ目はどこでもいいから採用されたらいいという考え方です。
先程の月収と同じ考え方になりますが、給料の高いところに行きたいのが本音だと思いますが
だからと言って、なんでもやりますというのは、体を壊す原因になります。

この考え方になるのが、今までの給料と比較して同じまたはそれ以上の額がもらえる案件に対して目が行ってしまう、または仕事が決まらずに何とかして仕事を見つけたいという人に考えがちなことです。

3か月程度の短期バイトやプロジェクトならこの話は別になるのだが、
正社員では話が別です。長く続けるのならやはり、相手の人を見て、環境を見て、条件を見て
最後に「自分の働いている姿」を想像して、ここで働いてみたいと思えるような場所を探していきましょう

どこの会社でもいいは体を壊す原因になる。自分の働いている姿が想像できるか自分自身に問いかけてみましょう

転職先を調べていない。

何十社に応募したけど書類ですら先行されないという話を聞きます。

私から言えば、これはただただ求人が出てて、労働条件がいいから応募しようという
考え方になっているようにも見えます

どのような会社で、おそらくこの会社はこんなことを求めているなという仮説を組み立てることが大事です。

これは転職エージェントが教えてくれると思います。
しかし、自分自身でもしっかりと調べることが最も重要です。

・企業のホームページ
・企業の口コミ(口コミサイトまたはSNS)
・企業代表者のSNS

最低上記の3つは熟知して申し込みをすることです。

「ここで働いてみたい」という関心度が出てこないなら、違う分野に行くこともありです
なぜなら、あなたのパフォーマンスは違う分野でも使えて評価が高くなることがあるからです。

多数の応募をするくらいなら、絞ってみて相手の情報を調べる事。あなたと企業がマッチングしているか、そこで考えてから行動しよう

面接官が話しを聞いている感じがしない、メリットしか伝えない

自己紹介 → 志望動機 → 会社の説明 → 質問 → 終了

ざっくりですが、面接はこんな感じです。

そこで見てほしいのが、
「立場が逆ならば、私はこの面接官を採用するだろうか?」ということです。

大量の募集または、面接採用以外にも仕事があるなどで
会社の顔として面接官をしているという感覚がなく
ただただ流れ作業のように面接をするように感じられる面接官もいることもいます。

・ 話を聞くときにメモをしていない
・ 質問の解答の口調が早い
・ 表情が乏しい

などですね。

時々、わざと横柄な態度をとって対人との耐久を見るという面接官もいますが、
はっきり言って時代遅れです。

信者になってどうしてもそこの会社に入りたい理由が明確にあるのなら別ですが、それ以外は、
そんな態度をとってきたらとっとと合わなかったと思ってそこの会社を希望するのはやめましょう

また、メリットしか言わないのも落とし穴です。

人付き合いと一緒で会社も悪いところも認めて好きになれるのです。

相手側の動きをよく見て、なんか変だなと思ったらその会社はあなたにはあっていない

ポイントのまとめ

以上6つ上げさせていただきました。

まとめるとこんな感じ

  • 友人とは断ることもできる仲でいよう
  • 紹介してくれる会社の事も友人におんぶに抱っこではなく、自分でも調べよう
  • 友人とは、取引先としての関わりで置いておくこと
  • 転職は部屋を借りるのと似ている。書いてある情報だけでなく、起こり得そうな出来事に関しての情報もしっかり質問できるようにしておこう。
  • どこの会社でもいいは体を壊す原因になる。自分の働いている姿が想像できるか自分自身に問いかけてみましょう
  • 多数の応募をするくらいなら、絞ってみて相手の情報を調べる事。あなたと企業がマッチングしているか、そこで考えてから行動しよう
  • 相手側の動きをよく見て、なんか変だなと思ったらその会社はあなたにはあっていない

これらを参考に転職活動に励んでいただけたらと思います。

これから再就職を目指す人へ・・

最後に7回転職して私が言えるメッセージになりますが


「何回失敗したって大丈夫」です。

続かなかったり、病気になって辞めてしまったりしましたが
結局はそれが今の骨や血になり、色んな会社の社長の考え方、経営の方法や特色を知ることが出来ました。

私の場合18歳から社会人をしているので、22年÷7回≒3ということで
応募先の求人担当者には「3年程度でやめる人」という印象があったのも事実でしょう

だけど、「自分は就職できない」と思っても、それはやり方が間違っているだけであって
あなたを必要としてくれる人は必ずいます。

人は何度でもやり直せる。しかもそれは0からではなく、経験を積んだ状態からやり直せます。
あきらめないであなたにあった仕事場が見つかることを祈ってます。

ではまた次回のブログで会いましょう。

可能性を信じて、敗者復活成功者になりましょう。

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