SNSの需要が増えて、LINEやチャットワークといった、メッセージのやり取りが出来るものが増えてきました。

昔のように、手紙やメールとは違い、パソコンで予測変換を使って、またはかわいいデコレーションマークを使って、メッセージを送ってくれます

しかし、そのなかでなぜかエクスクラメーションマーク（！）のマークを語尾に付けて送ってきたり、必要以上に付けて送ってくる人が多いです。

おそらく、「誰かがエクスクラメーションマーク（！）を使って送ってきたから、自分も無意識にエクスクラメーションマーク（！）を使うようになった」という考えの人がほとんどだと思う。

しかし、エクスクラメーションマーク（！）は使い方によっては、相手にものすごくプレッシャーや不快にさせる言葉になりうることを覚えていてほしい。メッセージ一つであなたという器が小さくなってしまってはもったいないです。

今回はなぜ、エクスクラメーションマークがだめなのか？エクスクラメーションマークを使っていいケースなどを紹介していきたいと思います。今回の内容で、少しでもメッセージのやり取りを変えようと思った方はぜひともチャレンジしてみてください。

なぜエクスクラメーションマーク（！）がダメなのか？

まず、次の文面を見てください。直属上司からこのようなメッセージが届いたとしましょう

こんな感じでメッセージが届いていたらどんな気持ちになりましたでしょうか？

上司との関係性が強く、上司の事を把握しているのなら、まぁこんな感じで届くのも普通かなーと思うかもしれません。

ただ、関係性が強くなかったら、このメッセージを見た時に「威嚇」としてとらえてしまいます。

「仕上げといてください！！」　は　「ちゃんと仕上げといておけよ」とばかりの命令口調にもとらわれてしまいがちです。

「お願いします！！！」は上司からお願いしているのに、！！！があることで上から目線でとらえてしまいがちです。お願いしている立場としてのわきまえには思えないと捉えられてしまいがちです。

先程の文章だとこのようなメッセージにすれば、エクスクラメーションマークもいらないのではないでしょうか？

堅苦しいようなメッセージかもしれませんが、相手に威嚇はしていないようにしてます。

そして、何が大事なのか、要望点に目が行くように赤文字で編集してます。

エクスクラメーションマーク（！）は基本、自分の事に対して使うのが基本だと私は考えます。なので要望の場合は使わない事。相手側の立場になって、威嚇を出していると思われないようにする心がけをしていきましょう。

エクスクラメーションマークを（！）使っていいケース

では次に、エクスクラメーションマーク（！）を使っていい場合はどんなときかを伝えていきます。

シンプルに次の２つです。

1. 嬉しい気持ちを伝えるとき
2. 自分を鼓舞するアピールがしたいとき

嬉しい気持ちを伝えたい時

• よくやった！！！
• 最高です！！
• 本当にありがとう！！

こんな感じで、うれしい気持ちを伝えると相手にとっては威嚇とは思えず、心から喜んでもらっているという心理になり、効果が増すと思います。

自分を鼓舞するアピールがしたいとき

• 任してください！！
• 俺たちなら出来る！！
• 期待してくださいね！！

こんな感じで、対相手ではなく、対自分（自分たち）でアピールする時にエクスクラメーションマークを使うのであれば、メッセージを受け取った相手も、『威嚇』ではなく、『期待』としての印象を受け付けられるので、このようなケースでエクスクラメーションマークを使っていきましょう。

最後に・・・・・

タイトルに書いてあるように「無関心メッセージが相手を壊す」とは、無関心に相手を威嚇していると言う事です。

仲良しだから、メッセージも気軽にやりあえると思うが、親しき中にも礼儀ありです。

信頼関係を作るには、時間がかかります。なので、勝手に「こいつとは信頼関係が出来ている」と考えての行動は落とし穴に入るのでくれぐれも注意してもらいたい。

また、信頼関係は知らない間に崩れている可能性もあります。「ちょっとした一言」を言われたことで相手との距離を置こうと思った経験はないでしょうか？それくらい崩れやすいことも覚えておきましょう。

「そんなつもりはなかった」とか「エクスクラメーションマークごときで」と評価する人もいるでしょう。しかし、人間関係でトラブルや仕事が続かないことが多く発生しているのは、このあたりの無関心も大きく影響を及ぼしていることを意識してもらいたい。

ちいさなストレスが大きな問題にならないよう、あなたから意識してメッセージにひたすらエクスクラメーションマークを使っていないか確認して、より相手に喜ばれるメッセージを送れるようにしておきましょう

今回はここまでです。

あなたの可能性を信じて・・・・・

ではまたお会いしましょう。