今回は、病気の前触れについて何個か説明していきます。
新生活が始まり、いろいろと忙しくなってきたこの頃、ストレスが溜まってくることもあれば、病院に行く時間が見つからず、ついつい我慢をすると言う生活になりがちです。
その結果、病気が進行していて入院を余儀なくいわれてしますこともあります。
周りに申し訳ないと言う気持ちから我慢したり、時々ちょっと症状があるだけだから、これくらいと言う気持ちで何も手をつけない日本人は多いのです。
あなたが、病気の前触れさえ知っていれば、事前対策も出来るし、仲間に「悪いこと言わないから、一度病院行ったほうがいい」と声かけることもできます。
今回は事前に知っておいたほうがいいものを紹介していきます。
例題
まずは下記の画像を見てほしい。
耳たぶにシワ(実際は赤色ではなく、顔のシワと同様、凹みが出ているだけ)がある人には、怖い病気があります。
それは、心臓病です。
つまり、耳たぶにシワができる人は、心臓病のリスクが大いにあると言うことです。
耳たぶにシワがある人全員が心臓病のリスクがあるわけではありません。
老化によってシワが現れることももちろんあります。
しかし、逆手を取ると、
若いのに耳たぶにシワがあるとなると、ちょっと怪しいと考えます。
そんな方で時々胸に圧迫感が出たり、左の肩のほうが異常に凝りやすいなどの訴えがあれば、病院を一度進めてあげてください。
こんな感じで一つずつ前触れを紹介していきます。
胸の上1/3と中1/3の痛み
この場合、
狭心症、ひどい時は、心筋梗塞の前触れを考えます。
【特徴】
・締め付けられるような痛み
・ひどい時は窒息感を伴うような圧迫感
・胸以外にも 左の肩、左の上肢に肩の凝り症状を感じることがある
・一過性に症状が現れ、すぐに症状がおさまることがある。
胸がなんか苦しい・そんな状況が何日か続くようであれば、先立って病院に行くようにしましょう。
横に寝ると呼吸が苦しい
この場合、鬱血性心不全(うっけつせいしんふぜん)の前触れを考えます。
【特徴】
・息切れ(呼吸困難)
・激しいせき、胸の痛み
・手足のむくみ(浮腫)
・倦怠感
・夜間の頻尿
などがあります。
横にして息苦しい場合は無理せず、専門医に相談することです。
みぞおち(心窩部)の痛み
ここが痛む場合、食道から十二指腸にかけて何かしらの病気がある可能性があります。
下記の病気が隠れております。
1、胃潰瘍
【症状】
・ 腹痛
・ 胸やけ
・ 呑酸(酸っぱいげっぷ)
・ 吐き気や嘔吐、
・ 食欲不振、
・ 体重減少、
・ 口臭
・ 背中の痛みなどを起こすことがあります。
・ 吐血や黒いタール便という下血を起こします。
2、慢性胃炎
【症状】
・ 胃痛
・胃が重い
・胃がむかつ
・胸焼け
・吐き気
・腹部の張り
・食欲不振
3、十二指腸潰瘍
【症状】
・空腹時、特に早期に痛むこと
・胸やけ
・胃もたれ
・吐き気
・嘔吐
・食欲不振
* 自覚症状が全く無い人もいます。
4、 逆流性食道炎
【症状】
・胸が焼ける感じ
・酸っぱいものが上がってくる
・食後に胸やみぞおちのあたりが痛い
・のどの違和感
・声のかすれ
・慢性の咳(肺や心臓に異常がないのに咳が続く)
喉がよく乾き、多く飲んで、尿も多い
この場合、糖尿病の予兆があります。
その他の症状として、手足のしびれや全身がだるいなどがあげられますが、
初期の段階では自覚症状がないため、気づかないまま過ごしている人も多いといわれます
糖尿病は悪化すると、手足が腐ってきたり、目が見えなくなったりとひどいものになりますので、早期の検査・発見が大切です。
不眠や涙が勝手に出てくる
うつ病の前触れの一つです。
うつ病の前触れの症状として
・ 気分が落ち込む
・ 何も喜びを感じない
・ 食欲低下
・ 全身がだるい
・ 表情が乏しくなる
などがあります。
体をゆっくり休ませること。そして専門医にしっかり相談して、しっかりと診察をしてもらいにいきましょう。
最後に、、、、、、
冒頭にも書きましたが、日本人の特徴として、周りに迷惑をかけないようにすると言う習慣から始まり、ちょっとの怪我くらい我慢しないさいと教わってきた人が多いです。
特に、レギュラー争いが激しかった部活動に入っていた人にこの傾向が多いと私は思います。
休んだら、自分の居場所がなくなる。
この考え方を10代で教わってしまうと、これが常識と考えて気合と根性がやはり先に来てしまう感情になってしまうのかと思います。
大人になってから大切なのは、休む力と時間管理。そして体調管理です。
病気の前触れを知ってると知らないでは、【気がついた時には手遅れ】を防ぐことができます。
大切な人のためにも、また自分の掛け替えのない人生を大切にするためにも「無理をしていないか?」と問いかける習慣をつけて、健康な人生を歩んでいきましょう。
今回はここまでにします。
あなたの可能性を信じて・・・・・
では、またお会いしましょう。
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