コミュニケーションを円滑に進めるためには
話をまとめる力が必要にはなります。
話が長くなると、相手の時間を奪うことになるため、
空気が読めない人と評価されてしまうことになります。
ただし、話が長いことを理由に落ち込まないでほしい。
「話が長い」と言われる理由には落とし穴があるのだ。
そこで、今回は話が長い事に対しての
「確認してほしいこと」と、「改善方法」をお伝えしていきます。
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【確認】:誰から「話が長い」って言われますか?
まず、話が長いと悩む前に、誰から「話しが長い」といわれているか確認しましょう。
あなたが「話が長い」と言う人は誰でしょうか?
たぶん、職場の上司かお客様ではないでしょうか?
「話が長い」は決して悪いことではない!!
問題は聞いてくれる人が不快になっているかなっていないかだ
もっと言うと、
「話が長い」という人ほど、自分が話す時も話が長い人も多いのだ
これは、自分が優位に立ちたいという心理か、理解してもらおうという努力の結果なのだ
これは、私の実体験ですが、
私自身も雇われの院長をしていた頃、代表取締役から
「君は話が長い!!もっとまとめて話してくれ」と言われたことがあります。
ところが、私の結婚式の際、結婚式で代表取締役がスピーチが始まると
まぁー話が長い長い!! 来てくれた友達からも
「お前の会社の社長さん、お酒も入ってないのによくあの場面であんだけ話したなぁー
特別オチやウケもなかったし、あの部分はだるかったわー」
と、評価するくらいです。結局はそんなものですので、そこまで気にしないでいいでしょう。
話が長い = 悪いこと ではない。聞いてくれる相手が退屈しないかがカギである。
「話が長い」と評価する人のほとんどが、ご自身が「話が長い人」である事が多い
ではこれを打破するためにはあなた自身から話が長い人を辞める覚悟をもたないといけません。
そこで大事なのは、仕事は仕事と割り切って話すことです。
大半の話が長いは、仕事の報告かお客様の相談解答が長い点で問題であり、友達との会話でなら、途中で友達が話を割って入ってくると思います。
もし、友達から話が長いっていわれるなら、
① 友達が会社色に染まってプライベートと区別が出来なくなっているか?
② あなた自身が話しやすい相手にひたすら聞いてもらっているかのどちらかだとおもいます。
友達同士の会話なら話が長くなる前に会話が右往左往するから心配ない。
仕事中での「話が長い」を改善するように心がけよう。
話が長くなる原因
では、話が長いと言われる原因は大きくこの3つだと思います
1、結論・ゴールから話していない
2、聞かれてないのに情報を話そうとする
3、表現力が乏しい
では、一つずつ話していきましょう。
結論・ゴールから話していない
上司やお客様から質問されたら、まずは結論から答えるようにしましょう。
新聞やインターネットでの広告・本の目次でも、
まずは作者が言いたい事がタイトルになっています
結論⇒理由⇒例⇒まとめ といった感じですかね。
ここで質問に対して、理由から回答してしまうと、
「この人は言い訳をしたいのか?」 と相手を不審にさせることになります。
ただし、理由無しでは相手に誤解を招く解答の場合は、先もって
「少しややこしい話になりますので、先に流れを聞いてもらえますか?」と
理由が必要なことを事前に伝えることです。
例えば、
・ 業界用語が結論で出てくるから先にその業界用語を伝える
・ 結論に相手側が知らない人の名前が出てくる
とかですね。
事前に伝えるのと伝えないのでは大きく相手が受け取る印象が変わります。
結論から話すこと、理由を先に話した方がいい場合は事前に伝えよう
聞かれてないのに情報を話そうとする
1の結論からお答えした後、相手の表情を見て次のステップとして理由を入れていくという心がけをしてみてください。
相手側が結論だけで納得していたらそれ以上話をする必要がありません。
なのに、あなたから率先して理由や具体例を率先して話かけてませんか?
「いらない情報まで聞かされる」 = 「話が長い」と評価される
対策としては、結論を言った後の相手側の表情や口調を聞いて次の情報をお伝えするようにしていきましょう。
具体的には
- 「えっ?なんでそうなった?」・・・(想定外)
- 「ほう、それはどういうことだ?」・・(興味)
- 「○○? 何それ?」 ・・・(質問)
- 「××とは違うのか?」 ・・・(相違)
こんな内容の時は理由や説明をすればいいのです。
上記の内容の場合、ストーリが必要なことがありますのでその後の話が長くなっても
リスクは少ないです。なぜなら、必要な情報だからです。
逆に次のような言葉が上がったら次の説明はいりません
「OK!わかった」 ・・(把握) です
「100÷2ってなんやったっけ?」と聞かれて 「50」 ですと答えたら。
「ありがとう」と返事が来て終わりますよね?そんな感じです。
「100÷2ってなんやったっけ?」と聞かれて 「50」 ですと答えて
「なんでそうなった?」と聞かれたらその理由をわかりやすく伝えてください。
結論を話した後の相手のアクションをしっかり見極めよう
表現力が乏しい
ここでいう表現力は理由や具体例などの説明を話すときに使います。
話しが長い人って言われる人の特徴として
(これは私の独断と偏見です)
- 言葉だけで説明する ⇒ ジェスチャーやメモ紙などを使わない
- 声のメリハリがない ⇒ 同じ口調でずっと話す
- 目が相手の方にあまりにも向けていない ⇒ 思い出して話しているか、ごまかそうとしている感じがする
この3つを改善するだけでも話を聞く側としては、うなずきが生じたり、相槌が打ちやすくなります。
特に、ジェスチャーを入れるのがこの中で一番取り組みやすいと思います。
表現力を鍛えて、相手からの興味・共感をもってもらえるように頑張っていきましょう。
ジェスチャー、声のメリハリ、相手の目を見る この3つを強化しよう
今回のまとめ -7つのポイント‐
今回はたくさんのpointがありました。まとめると次のようになります。
- 話が長い = 悪いこと ではない。聞いてくれる相手が退屈しないかがカギである。
- 「話が長い」と評価する人のほとんどが、ご自身が「話が長い人」である事が多い
- 友達同士の会話なら話が長くなる前に会話が右往左往するから心配ない。
- 仕事中での「話が長い」を改善するように心がけよう。
- 結論から話すこと、理由を先に話した方がいい場合は事前に伝えよう
- 結論を話した後の相手のアクションをしっかり見極めよう
- ジェスチャー、声のメリハリ、相手の目を見る この3つを強化しよう
以上になります。
最後に・・
仕事とプライベートでの話し方をしっかり分けて、仕事では仕事で必要なマナーをしっかりする
事だけに意識して取り組んでください。
そして、話が長いと指摘されるのは、あなたの人格を否定しているのはありません。
話し方ひとつで、周りからの付き合いがよくなるからおススメだよとメッセージをくれていると思ってビジネスで取り組んでみてください。
あなたの可能性を信じて・・・
ではまたお会いしましょう
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